~ 続き ~
2024年 2月16日(金)
歩き疲れた我々は、少々早く
16時チョイ前に
Mくんのお店前に到着。
私、ドキドキとド緊張~
大きく深呼吸をした後 よしっと
ばかり、お店の扉を開けた。
Mくんは、一瞬 ん‥て 顔をした
そりゃ~ね 分らんかぁ・・
サングラスに変わるメガネをかけていたし、
あたしの変わり果てた姿に
パッと見、誰だと思うよねぇ・・
でも、すぐさま 顔が緩み
Mくんはスグに ニッコリ(*^^*)と
『 (*^o^*) いらっしゃ~い 』と、
分かったようだ。
カウンター席に案内されました。
私から、友人の2人を彼に紹介し
友人2人に 私から~
私:『 えっとぉ~ 彼が、私が昔・・世界一・・イヤ
宇宙一大好きだった Mくんです 』
と、紹介したのでした。
そんな風に紹介するとは想定外だったのでしょうw
あわあわしながら、友人に挨拶するMくんだった。
挨拶を終えた後、私Mくんに
私:『 そうそう、Mくんに贈り物があるんだわよ。
コレ、2人の再会記念に・・っていうのと
お店、何周年になるのか分からないけれど
周年記念も兼ねて~ コチラをどーぞ~ 』
と、言って
予め用意しといたコチラを
バルーン・ブーケを贈ったのでした。
彼:『 あらわざわざ どうもありがとネ^^』
と、スグにカウンターテーブルに飾った。
みんなに飲み物が用意され、
『 かんぱ~い』と
私:『 久し振りだね~相棒の葬儀場で会ったきりだから
7年半振りかぁ~ やっと、やっと
Mくんのお店に来ることが出来たわ~
ココが、あなたのお城なのね~』
彼:『 T子さん(相棒)、もぅそんなに経ちますかぁ~』
と、私達の縁をつないでくれた
相棒の話を 1番最初に話しました。
カウンター内、上空に
大きな液晶モニターがあったんですが、
その画面に、ネトフリで現在観れる
サザン・茅ヶ崎Live映像が映し出された。
私は既に観ていたので、
『 あ、コレ観たよ~ イイよね~サザン』
と つぶやくと
Mくん:『 サザン、一緒に行ったよね~覚えてるぅ』
と、訊いてきた
心の中で《オイオイサザンライブへ一緒に行った話は
過去LINEで私から話したネタじゃん》
・・と、思いながら~
私:『 覚えてるよぉ~(あんな胸キュンを)
忘れるワケがない。』
みなとみらい・臨港パークでの野外ライブ。
自分の服装まで覚えてる(笑)
彼は22歳、私がまだ細かった26歳ごろ夏、
ミニスカートで素足に厚底ミュールサンダル
こんな感じ(画像はお借りした)
といった スタイルで行ってしまってね
野外だったので、足元はデコボコした芝生。
相棒と私の女子2人は前列、男子は後列で
私の真後ろがMくん、相棒の背後には彼氏だった。
ピンヒールを履いた私がノリノリで踊っていたら、
バランスを崩し倒れそうになったの
そしたら
Mくん:危ないよぉー
と、言って 瞬時に片腕で私を支えた。
その時も ドキッとしたが
この後がねぇ・・またビックリだった。
私が体制を戻しステージに目をやると・・
Mくん:危ないから・・と
つぶやいた後
フワ~っと、背後から腕が交差に
伸びてきて
私の両肩を抱きしめ バッグハグ。
そして、私の左肩に 彼の顔を
のせた状態となった
見た目と違って、案外
ウブな私は
(自分で言うなw)
えっ・・と言って
固まった。
私の左肩と背中は、Mくんに全集中~(笑)
ドギマギして Liveどこじゃなかった
このサザンのLiveは、胸がキュンキュン
しっぱなしの
甘いひと時を過ごせた、私の
忘れることの無い
大事な思い出の1つとなっている。
彼はきっと・・忘れているだろうな。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
場面は、現在に戻り~
しばらくすると、
Mくん:『 そろそろ~ 何かつまみますか』
と、きいてきた。
そーだね~と、熟女たちが答える。
最初に 出してくれたのは
カルパッチョでした
くつろぐ友人を撮る。
友人、手前が江戸川区の子=Tちゃん
奥が Cちゃん。
友人同士が話してる隙に
Mくんから:『 あの頃は、濃いぃ~時代でしたね~』
と、ふってきた。
私:『 うん。私の今までの人生の中で、楽しくもあり
苦しく・辛い選択があった時代だった。
Mくんとは 本当によく遊んだよね~^^ 』
私:『 相棒とトラブルになった時や、傷心の時(Mくんに彼女ができた時)
お店に通うの止めて、会社の女の子達と銀座や新橋で
吞んでたんだけど、横浜のBarを止めて1ケ月が経過した頃
バーテンのSくんから、私の家電にかかってきてさ
(この頃まだPHSもあまり普及されて無かった)
Sくんから:Mが寂しがってますよ、遊びに来て下さいよ!
・・と、隣でMが言ってます。
と、連絡があったりさ。
お店に来て下さいよ~という連絡が
2~3回はあったのよ、
お誘いは全部 Sくんを使って連絡してきてたよね
肝心な、あなたからの誘いは無くてさ
Sくんに言わせてたじゃん』
と、ブータレた。
私:『 草野球の応援や、お店企画のBBQとボーリング大会など・・
あたしは、行かないよ参加しないからねと言ってるのに、
Sくんから毎度連絡がきて《Mが待ってますヨ、って。》とか
《Mが来て欲しいってー》とか言われてさ、肝心な本人からは
連絡ナイのにね・・。』
それを聞いた彼は、
Mくん:えぇ~っそーでしたっけぇ
草野球やBBQへ パルちゃんが来ていたのは
覚えてますが・・(´ヘ`;) う~ん
の、一言で終わりよ
そぅねー、かれこれ・・30年前ぐらいの
話だからね~
忘れても仕方のナイことですが、
忘れちゃってる部分が
彼には多いの
それは、今までのLINEのやり取りでも
感じていたことだった。
私にとっては、2度目の本命の恋だったので
割と、彼との思い出は色褪せることなく
記憶している。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
あ、これダケはキチンと話しておかなくちゃね
みなさんに誤解を招くから(;^_^A
まず、先に伝えるべきことは・・
私が今も昔のように、彼に
恋心を抱いているのか
それはハッキリ言って、無いです
ただ・・昔に 濃厚で甘く・苦い時間を長く
一緒に過ごしてきて、お互い《相手のことを想って》の
別れだったので、心の奥・・頭の片隅にはいっつも
彼がいて、1度も忘れたことも無く
とても気になる存在でいたのは確かです。
スッキリしない離れ方を
したからかもね。
好きなのに離れる・・話し合い?を相棒宅でもしたけど、
その時は、私が一気に質問していき
彼がそれに対して「 うん。」とか「そーです。」とか
簡単な返事しかなかったの。
あの頃の、彼私に対する想いを直接
言葉では、訊いたことが無かったワケです。
あの関係は一体
なんだったのだろう~と
彼にとっては、私は遊びだったのか
それとも、本気だったからこそ・・
とか、考えちゃってずっと長年
モヤモヤしてたんです。
そのモヤモヤが、なんと
思い掛けないカタチで、
はっきりしたのであった
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
それは、私とMくんの会話を聞いていた
友人Cちゃんが、ズバッと
訊いてくれたのだ。
『 で、なにMくんは、パルちゃんのことを好きだったの
好きだったんだよねぇそんなさぁ、もぅ昔の話でしょ~。
イイじゃん、話しちゃっても。
お互い家庭もあるんだからさ、でどーなの、好きだったの』
と、イキナリ直球を投げてきた
慌てだすMくん
Mくん:『 えっえなになに 恐いぃ・・ 』、ヤバイ ヤバイ・・と
小声で連呼しながら (〃´o`)=3 フゥと何度も深呼吸しつつ
手汗を掻いているようで、エプロンで拭いているw
その姿を見て思わず、
私:『 ちょ、ちょっとCちゃん、直球過ぎ~
わ、わたしは一切 仕込んでナイからね』と、
コチラも慌て始めた(笑)
答えを聞くのが怖かった私は、『 いいよ、答えなくてもイイからね』と
助け船を出した。
慌てながらも、彼は私の前で答えた。
『 あ、ハイ。まぁ・・そーですね・・
好きでしたね。。』
と、言うではないかっ
言った後、<あぁ~ 恥ずかしっヤバイな、変な汗がっ>
と、言ってテレまくっていたw
私としては、やっと
やっと・・人伝いとかで聞いたとかでは無く、
私の質問に『うん、そう』と簡素に答えるのでも無く、
彼本人の生の声で、リアルタイムに
やっと
当時の、彼の気持ちを聞けたのだ
この答えを聞くのに、何十年の時が流れただろう・・
サヨナラをしたあの日から~
27~28年の時が流れたわ
私の中に長いことずぅ~とあったモヤモヤが
この言葉を聞けたことで
スゥーっと、モヤが取れ 晴々した感じ?
浄化されたような、スッキリ感があった
私は長い間ずっと、この言葉を
聞きたかったんだ・・待ってたんだわ・・
と、気付いた瞬間でもあった。
私の口から思わず・・
私:『 やっと、やっと・・聞けた。。長かった・・
あなたの口からソレを聞けて、本当に良かった
これで思い残すことはナイわ・・。』
やはり、あの頃の私達は<遊びでは無く>
両想いだったんだ、と分かり 心がホワホワと
温かくなったのでした。
~ 続く ~