認知症（アルツと脳血管症の複合）＆不安障害を抱えている父（8３歳）
父のお世話や通いを始めて、今年で7年目を迎えました。
2021年2月11日～ 介護付き有料老人ホームへ入所。
3/7（月）、この日は久し振りに
父の通院日（眼科）でした。
月曜日の総合病院は、患者さんでごった返していて
いつもは金曜に通院が多かったんだけど、金曜もそれなりに
多いなぁー・・と思っていたけど
月曜と比べたら、断然！マシな方だったのね～
こんなに患者さんがいる日は・・
《あぁ…こんな日は待つぞぉー 
と、思いながら
急ぎ足で、眼科の窓口へカルテを
出しに行った。
予約時間＝11時。
いつもなら、先に検査で早目に呼ばれるのだが
この日はさすがに違った。
検査に呼ばれるのさえ、40～50分待ったのだ。
その間、父と妹 親子水入らずで過ごしているんですけど・・
父、また更に痩せたと思う。
数ヶ月前に、施設からの体重記録を目にした時で
52Kg ・・だったのに
多分 今は・・・
５０キロ ナイんじゃないかなぁ。。
痩せコケちゃって・・・
父の身長が 175cm ほどあるんですけど、
ガリガリになっちゃった
顔なんて、病気前は丸顔だったのに・・
スッカリ小さくなって、面長に。
筋肉なんて、削げ落ちて 見ていて痛々しいほどです
コロナ禍が続き・・
室内で過ごす時間が増え、身体を動かしたり
歩く動作も減り、更に筋力低下していたことが
ハッキリ分かったほど、ほとんど歩けなくなっておりました。
精神的にも落ちてるのが分かりました。
元気な頃はお喋りだった父でしたが、認知症となってから
毎年、口数が減り無口になってきました。
形相・・目付きが変わってきたかな、常に伏目がちで
覇気が無く 一点をボーッと見つめる。
私や妹で、なんとかして場を和ませようと話するも・・
耳も遠くあまり聴こえてナイ上に、どーやら・・
返す《言葉》が浮かんでこないようで
笑ってごまかしたり、変な答えが返ってきました。
私達との会話のやり取りは イマイチでも
父は気になることがあるようで、何度も
父：『 お父さんの知り合い・・友達は、みんな元気かな
もぅ みんな ○っちゃった（天国へ）んじゃないか？？
１番親しかった、Oは生きてるだろうか・・。 』
３～４回、↑この質問をしてきました。
父の友人・・ 父を特に心配してくれている
大学時代（駅伝仲間）のOさんと、小学校からの同級生のTさん（女性）
この２人からは、年 ４回ほど私の自宅へ電話が入る。
父を心配して、私に父の様子を訊きに連絡を下さるのだ。
Oさんは、現在 ガン治療に専念中であり
Tさんも２週間前にお電話を頂いて・・話しを伺ったところ、
９０代の御主人の介護が進み大変になってきた・・と
Tさん自身、リウマチでお辛いのに・・３人いるお子さんの内、１人・・
息子さんが同居している、とかで
一人ダケでも、助けの手があるのは良かったと思います。
・・と、父に説明しても
数分後また、同じ質問をしてきます
あと、父はやたら 年齢を気にするんですよ
以前にもブログに書いてますが、
この日も・・
父：『 お父さんは、今年 何歳だっけ ８０は越えたのか？？
８８歳ぐらいにはなったのか
』
この会話は恐ろしいほど、繰り返されるのです
答えた数秒後にまた、同じ質問をしてくるのです。
コレがまさに、認知症の症状なんですよね～
一昨年まではまだ、孫のあだ名は覚えていたけど
今では、顔を見れば《孫だ》とは分かるけれど、名前は出てこない。
驚いたのが
病院で待っている間、名前当てテストをやってたんですが
私や、妹・・今では離れてしまっている・・
私と年子の弟の、３人の子供の名前は思いの外
簡単に出たんですが、
な、なんと 愛する今は亡き、奥さんの名前＝私らの母の名を
思い出せなかったんです
私と妹は思わず、
『 えぇーーっ ちょ、ちょっとヤダぁ～
お母さんの名前、忘れちゃったのぉー
あんだけ愛していた奥さんの名前、出てこない？？ 』
・・と、父に問うと
父は 『
イヤァ・・・
急に言われたから・・急に言われると
分からないなぁ。。。 (´～｀ヾ) ポリポリ・・・ 』
・・と、
ショックな答えが返ってきた。
漢字のヒントを与えたら、答えられたから ε-(´∀｀*)ﾎｯとしたけど
そーいう問題じゃナイんだよな・・
コレなんだわよ・・・
認知症の恐ろしさ、改めて知らされた感じ。
眼科の担当医受診で呼ばれたのが、１３時前。
結果＝
特に 問題ナシ
大きな問題無く、安心しました
３ヶ月置きに定期検査に来ていた総合病院での眼科でしたが・・
お世話になっている介護施設・施設長から～
《 実は、新しく・・訪問眼科を入れようと思っていて
○○さん（父）もそれが可能かどうか？
今日、担当医に確認して頂けませんか》
との、お話しがあったので
受診きっかけに、担当医に確認したところ
OK が出ましたので
今後は
、訪問眼科になりますが
私はどーも・・会ったこともナイ人、評判など分からない医師に
父を任せるのは心配なので、
総合病院の眼科担当医に、
私：『 あの～ 私的には・・訪問診療にはちょっと不安があるので
せめてコチラで、半年に１回とか １年一回とか
診て頂きたいのですが、それは可能でしょうか 』
と、訊いたら
担当医：『 状態は悪くはならないと思うから、訪問でも大丈夫だとは思うケド
ご家族がそのように思うのでしたら、年１回ぐらい
診せに来て下さい＾＾ 』
・・とのお返事を頂いたので、
タイミングを見計らって、予約したいと思います。
病院を出れたのは、
１３時半過ぎでした
結構～待たされたなぁ・・と思っていたけど、
結果、いつもと変わらないかもです
有料介護付き老人ホームへ移って、２月１１日で
１年になりましたが
思っていたことでしたが＆長年お世話になったケアマネの言葉通り・・
《家族と離れると、進行が早い＆衰弱が早い》
事実、その通りだな・・と 実感しております
この老人ホームに入所する前は、老健に約５ヶ月チョイお世話に
なってましたが、この５ヶ月間でも変化は目で分かるぐらい
痩せましたし＆認知機能の衰えも急速に進んだのね、
そして、介護付き老人ホームで１年過ごし 更に
変化を遂げている現在の様子をみると・・
確実に 毎年変化してるので
２０２２年、
この１年も無事に過ごせるのか・・と
不安の方が大きくなってきました。
年内で 歩けなくなるのでは・・
来年には もしや・・寝たきりになるのでは
・・とか
不安だけど、同居は無理だからね。。
頻繁に通えるよう、近くの 介護付き老人ホームに移したいけど
父は認知症が進行しているものの、自分のことを分かっているようで
私や妹家族たち、どこの家族とも同居はできない・・と
自覚しているようなので、父の口からは決して
『 ココから出してくれ～』 とか 『 家に帰りたい～』・・という
言葉は一切出てきません。
自由人だった父、
高齢者賃貸マンションに住んでいた頃（一昨年の８月まで）
当時も認知症だったが、今よりまだ元気だった頃
ショートステイとかお泊りデイサービスなどを何度か利用した際
『 帰りたい。』 『 迎えに来てくれ。』・・と
何度も連絡があったが、そんな父は
今では、なすがまま・・無気力に近いぐらい静かに
みんなに従うだけ。。
以前の姿とは まるで違う。
それだけに、私と妹は
今の父の姿を見て、胸が痛み・・申し訳なく思う。。
面倒を見れない罪悪感が重くのしかかる。
亡き母は凄かった、義父のお世話を自宅でしてたんですから。
義父＝私らの祖父ですが、祖父自身が母にとても感謝していたほどです。
母も生前・・『 良いお義父さんだったからね、たくさんお世話になったし・・
私もおじいちゃん(義父）のこと好きだからね～＾＾
こーやってお世話ができるのヨ
』
・・と、言って 下のお世話もちゃんとしてたっけ。
父は、私達の実の父なのに
母のようには・・
できなかった。
一緒に暮らせない分、お世話ができない分
せめて・・
週１でも会って、元気パワーを与えたいのに
コロナのせいでまた会えなくなった。
あ、でも・・また 来週～ 今度は泌尿器科での
検査があるので会えるわ
会えるけど、ランチの同席は無理とのことで
病院が終わり次第、施設へ送り届けることになりますがね
早く コロナ、明けてくれ～～
