心での対話 | Atsukoのポケット

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ピアノ三昧の日々から気がついたら漆器屋の女将に・・・・。
日々の出来事、感じたことをつれづれなるままに綴っています!

お天気はいいのですが、かなり寒く感じる会津若松です。

 

黒っぽいイメージのクリスマスコーディネートから

少しだけほっこりイメージの木のぬくもりを感じたく

かわいい感じのコーディネートに変えました。

 

 

 

 

雪は積もっていないものの

厳しい冬の前兆を感じます。

 

友人から新作本が贈られてきました。

読んでいたら様々なことがよみがえり

自分の歴史と重ねて読み、嬉しい1冊となりました。

 

同年代の書いた人の本に共感することも多いです。

言葉の表現も巧みなのが、少しだけ言葉に関心を持つようになってから

よりわかるようになりました。

 

今回の東京ドームでもディスプレイを勉強していた方は

入賞者の作品の素晴らしさがよく理解できたと思います。

いろいろ考え計算しつくされている・・・・。

 

 

 

 

 

今回の出張中、友人がコンサートに行けなくなった、とのことで

代わりに行ってきました。

キーシンのピアノリサイタル。

私の記憶では美少年イメージでしたがそのキーシンもすっかり大人になりまして

まずそこに時の流れを感じました。

 

 

 

 

音色のまろやかなのにもうっとりしましたが、

ベートーヴェン、ショパン、ブラームス、プロコフィエフを弾く中で

プロコフィエフには彼のピアニストとしてのゆるぎない実力を見せつけられたような

演奏っぷりでした。

いや~~~、スタンディングオベーション、ほぼ全員彼の演奏にやられちゃったみたいな。

キーシンの魂に触れ彼の生き様を見たような、そんな感じでした。

 

音楽は弾くより聴くことが多くなっており、耳だけ、そして年齢的に

様々な経験だけは増えておりますが、そんな中で一聴衆として

まるで批評家みたいに、でもそれもどこか自分と重ね(反省を含め)聴く、

そして圧倒される。

これは快感でありました。

この時間の共有も嬉しかった。

 

ピアノにかけたキーシンの思い、その心意気に泣けそうでした。

 

これがあのサントリーホールを満員にしたキーシンの実力なのだと

思うと何とも言えず、その前日のプレトニョフには行けなかったものの

この2人がこの時期東京にいる奇跡も思いつつ、

帰りの道では「ピアノの練習しなくちゃ!」というトラウマが消えない(苦笑)

 

 

それぞれその道で頑張っている人と触れ合え

良き時間が過ごせました。