ミハイル・プレトニョフというピアニストのコンサートです。
今回は協奏曲。
まずスクリャービンのピアノ協奏曲。
こんなきれいな楽しい曲があるのだろうか?と驚きました。
もちろんピアノの音色が極上だったので
そう思ったのかもしれません。
初めて聴く曲。
なぜこんなにきれいな曲が皆に弾かれないのか?
ピアノを聴きながらロシアを旅しているような気分になり、
ロシアの独特な叙情的な雰囲気、
異国を感じる演奏でした。
そしてあの
ラフマニノフのピアノコンチェルト2番。
驚きの連続でした。
いとも軽々とあの曲を弾き、素晴らしい響きと
先ほどと違って「この曲を操っているのは僕だよ」とでもいうくらいの
自由自在に弾ける、という・・・・。
東京フィルも必死についていく(指揮者も)というのを感じずにはおれなかった
ドキドキと笑い(?)と感動の涙の時間でした。
プレトニョフの音色は美しいだけではなく
小さい音も後方にも響き、大きな音も深みがあり・・・・。
アンコールのラフマニノフのエレジーには
泣けた・・・・。
美しすぎる音楽に包まれたような
生きていてこんな曲が聴けてよかった、と思うくらい素晴らしい時でした。
残念ながらプレトニョフのラフマニノフピアノコンチェルト2番の
録音はありませんが。
それは、プレトニョフにとってこの曲への思い入れが半端じゃないのかもしれない、
と色々想像するのでした。
とにかくすごいピアニスト。
特別、という言葉があてはまる感じです。
魔法のような驚くべき才能、とプログラムにありましたが
まさにそんな印象を今回も受けました。
音楽を奏でる概念が変わるくらい尊いものを感じました。
ブラボー

