東サラ2歳馬近況@2月末 | Through Blood

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一口馬主ブログ

2歳馬の近況更新、月末の今日は東京サラブレッドクラブです。月初めの明日はシルク、第1土曜の明後日は社台グループと続きます。特に社台は競走馬名の発表もあるので楽しみですね。
 
今年も名付け親にはなれていないようですが…。
 
レッドベルダンス(ダンシングラグズの22)
父レイデオロ
【ノーザンF早来】

馬体重:460キロ

中間、リフレッシュ期間を設けてから、トレーニングを再開。すでにハロン15~16秒ペースの坂路調教、周回コースにおける2700mのキャンターといったメニューを消化しています。反応の鋭い、敏捷性に優れた走りが出来ていますが、変に気持ちが昂ることはなく、しっかりと折り合いが付くことも、有力なセールスポイント。このまま順調に進んでいけば、4月中の本州移動も可能と見ています。

 
 
ルージュマローネ(レッドアトゥの22)
父ダイワメジャー
【社台F】

馬体重:490キロ

2本登坂する日も2回設けた、週4回の坂路調教を継続しています。先日、ラスト2ハロンを14秒台で駆け上がる時計も出しましたが、四肢を上手に回転させる、勢いを感じさせる走りが出来ていました。運動強度を上げても飼い葉喰いがまったく落ちず、常に良好なコンディションを維持していることは、本当に心強い材料。厩舎の状況にもよりますが、早めの本州移動も視野に入れています。

 
 
レッドギフテッド(リュズキナの22)
父エピファネイア
【ノーザンF空港】

馬体重:504キロ

中間リフレッシュ期間を設けてから、騎乗運動を再開。すでに、コンスタントにハロン15秒台の時計を出す坂路調教もおこなっています。相変わらず、スピード感に優れた、パワフルな走りを披露していますが、身体の使い方が巧みになり、いい意味での余裕を感じさせる動きになってきました。仕上がり早く、2歳戦から活躍してきそうですが、3歳以降の成長力にも、大きな期待を懸けています。

 
3頭ともに牧場が違うので単純比較はできませんが、ベルダンスが15~16秒、マローネが14秒、ギフテッドがコンタントに15秒ですから、残口があるベルダンスの4月移動の話はただの販促の可能性もありますね。4月中の本州移動も”可能”と言っているだけですから完売した途端に夏に延びるんじゃないでしょうか。父レイデオロだしそんなに早く移動させても…、という気もしますしね。
 
ダイワメジャー牝馬のマローネはこのまま順調ならば本当に早期移動になるでしょう。姉のルージュピルエットは芝の中距離になっていますが、マローネはマイル以下の2歳戦線での活躍が期待できそうです。母アトゥの果たせなかった重賞制覇も期待したいところです。
 
レッドギフテッド、本当に良い気がしますね。父がディープインパクトの兄レッドジェネシスもこの時期から期待を感じさせてくれていましたが、父がエピファネイアに替わってパワフルさも感じさせてくれています。このところ早熟だと言われていたエピファネイア産駒が古馬になっても活躍し始めていますし、この世代のギフテッドが引っ張っていってくれるような予感がします。
 
牧場在厩時とトレセンに入ってからのギャップが酷い東サラの近況コメントですが、話半分としてもマローネとギフテッドは大物感があるような気がします。このまま順調に行ってもらいたいですね。