【レース後コメント】◎ピックアップライン2月17日(土)東京12R･ダート1600ｍ戦に武士沢騎手58kgで出走、馬体重は510kg(-10)でした。
レースではそれほどスタートが速くなかったものの、芝部分で行き脚をつけてハナを奪いました。その後はマイペースで運び、直線では後続を引き離しにかかりました。最後は追いすがる2着馬を半馬身差退けて待望の2勝めを挙げています。勝ち時計は1:37.7でした。
レース後、武士沢騎手は「前走時から体重が10kg、絞れていたのは良かったですね。レースでは1枠からスムーズな競馬ができましたし、最後は馬の力のおかげだと思います。ありがとうございました」と話しており、
田中剛調教師は「ありがとうございます。レースを使いながら馬体が絞れたことで、動きやすくなっていた印象です。この条件はベストだと考えていましたし、なんとか勝つことができて良かったです。コンスタントに3走しましたので、週明けに山元TCへ放牧に出します」とコメントしていました。
◎ルージュピルエット荻野極騎手「返し馬の雰囲気は良かったですし、うるさい面も見せず心身ともに上々のコンディションでレースに向かえました。スタートも五分で出てくれて、好位置からレースを進めることができたかと思います。2コーナーを回って向こう正面に入るところからハミを少し噛んで主張してきましたが、内枠ですぐに外に出せる感じではなかったものの、素直な馬で何とか我慢してくれました。勝負どころでも反応はしっかりあって、直線では気持ちを切らすことなく頑張ってくれたのですが、勝たせてあげられず申し訳ありませんでした。競馬の上手な馬だと思いますし、実戦を経験して力も付けているのでしょう。伸びしろも感じますから、すぐに順番がくるはずです。この距離に問題はなかったですよ」
大久保調教師「何とかしたかったのですが…すみません。デビュー戦は極端なレースになってしまいましたが、今日はいいポジションから上手にレースを進めることができました。馬群で揉まれても問題なかったですし、小回りコースでも走れると分かったのは大きな収穫です。距離延長にも問題なく対応してくれましたから、今後のレース選択の幅も広がりました。権利は確保できましたが、この後については馬の状態を見ながら決めさせていただきます」
