ゲート試験と追い切りタイム | Through Blood

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一口馬主ブログ

昨日、東京サラブレッドクラブの2歳牝馬ルージュイストリアがゲート試験を受験し、無事に合格してくれました。イストリアはこの世代の東サラ出資馬6頭のうち唯一の牝馬、来年の桜花賞に向けて早めの始動ができそうなのはありがたいです。

 

ルージュイストリア

【美浦・大竹正博厩舎】

角馬場運動後、ゲート試験を受けて合格。 

大竹調教師「今日は秋山稔樹騎手に乗ってもらってゲート試験を受けました。入りで少し躊躇する面があることを事前に伝えていて、ジョッキーもうまく対応してくれたので枠入りはスムーズ。枠内の駐立も落ち着いていましたね。スタートも2本ともちゃんと出てくれて、無事に合格することができました。ただ、試験の発馬レベルになるとトモの踏ん張りがそこまで利かず、まだ物足りなく感じます。今日の午後に状態を確認したうえで、このまま進めていくのか、無理せずひと息入れて成長を促すのかを決めるつもりです」

 

同じく東サラ2歳馬でゲート練習を重ねているレッドマグナスも、入りや駐立に関しては問題ないものの出がまだ練習不足、来週にはゲート試験を受けることになると思いますが、しっかり練習して合格、そして早期デビューを期待したいと思います。

 

さて、3歳未勝利馬のアルファヒディですが、ここにきて覚醒したかのような追い切りを見せてくれています。先週先々週と軽めに追ってラスト11秒台前半の時計を連発していましたが、昨日は坂井瑠星騎手が乗っていたこともありラスト11秒フラットで駆けてきました。

 

アルファヒディ

【追い切りタイム】

5/12 坂井瑠星騎手 栗東CW 良 馬なり余力

83.8 - 69.1 - 53.8 - 37.4 - 11.0 位置⑦

タッケンアイ(3歳未勝利)一杯の外0.5秒先行クビ先着

ホープインザダーク(3歳未勝利)一杯の内0.7秒追走0.6秒先着

追い切り短評:バネ感じさせ

(競馬ブック)

 

【栗東・池江泰寿厩舎】

5月12日(木)はCWコースで3頭による併せ馬を行い、83.8-69.1-53.8-37.4-11.0の時計をマークしました。池江調教師は「引き続きブリンカーをつけていますが、気持ちが乗ってきました。また、馬体が成長して、ようやくこの馬の動きについてこれるようになったと感じます」と話しています。

 

池江調教師も手応えを感じているようですね。内外で一杯に追われる並走馬を相手に馬なりで先着しています。ちなみに内のタッケンアイには水口騎手、外のホープインザダークには助手さんが騎乗していました。

 

骨折明けとなる今回はまずは無事に帰ってきてくれればと思っていましたが、いよいよ本格化してきた感がありますね。この休養が成長を促し2頭のクラシックホースを出した母、父ハーツクライの血が覚醒してきたような気がします。1週前追い切りとなる来週は強めに追われるでしょうから、いったいどんな時計が出るのか楽しみです。