あなたが教えてくれた山、行ったよ

でも迷っちゃってさ


え、大丈夫やった?


うん。

実のところ、山で迷うの、嫌いじゃないの。



あ、よかった。それ聞いて安心した。

そして、わかる。

私も嫌いじゃない。

山でちょっと転んだり、

ちょっと迷ったりしたとき、

あ、自由だって感じるの。

あーここで、泣こうが寂しく思おうが

立ち止まろうがスタスタ歩き続けようが、

誰も見てない、気にしてない。

完全に私次第だなと思うと、

自由だなと思う。



めちゃわかる。

一人ハイキングのいいとこだよね。


でも、多くの人はそうおもわないと思うし、

あまり理解されないと思う。

わたし、普段こういう話しないよ。



そうだね。大抵の人は人に囲まれていることで安心しているよね。


レッスン来てくれてありがとう、

なんかあなたとはレッスンというより友達としゃべってる感覚だよ。また山教えてね。


……

彼女はロシア人の美人さん。

私と彼女の内面がかなり似てるのは

不思議な気がする。


しゃべるのが好きであることと

社交的かどうかや内向的かどうかは

別の問題だよねぇ。



20年日本で英語教えている先生と。


A塾とB塾の違いは?


Aは固定給、生徒を何人教えても給料変わらない。グループ基本なので受講料が安く、その分生徒のモチベーションが低い。

そしてモチベーションの低い生徒を教えるよりモチベーションの高い生徒を教えるほうが圧倒的に楽しい。

だからB塾(ここ)がぜったいいいね。


え、あの事故からもうそんなにたつの?

記憶が鮮明で、10年かそこらしかたっていないと思っていた。そうか…


この先生、私のこと

生徒として好きだと思うんだよね。

今この瞬間教えるの楽しんでるなと思うことが

よくある。




もし、私が無事に年をとり

無事に?孤独になって、

かぞくをみとり

心配する人がいなくなったら


どこかの美しい国で英語か日本語の先生して

暮らせないかな。


ほの暗い未来しか実は見えてないけど

それを越えたあとの話。

越えれるといいな。

そのときはもうそんな若くないか


ほの暗い未来で、

英語のレッスンはランタンになるだろうか。




「余命わずかな悪女にハッピーエンドを」という漫画があって

ちょいちょい変なところもあるけど、

私は好きだ。


ときどき本質をついてると思う。



どんな悪人であっても

人は傷つく存在だ






とか。


その登場人物が悪人と契約する場面がある



「何があっても絶対的な味方でいてほしい」


それを彼女はお金で買う。 




 でも、なんか、わかる気もする。