小説とかに出てくる「脇役のみすぼらしい小男」を具現化したような容姿と姿勢と性格のおじさんを一人知っている。

噂が大好物で
噂話を通して人と仲良くなろうとするような人。

以前、
「●●さん、次のイベントで発表するんでしょ?大丈夫なの?」(●●ちゃんを槍玉に盛り上がりたいだけ)とメールがしつこかったので

「そんなに●●さんのこと心配してるなら本人に言ってあげたらよいと思いますよ。ちなみに私がみる限り彼女はちゃんと準備してるし心配ないと思います。●●さん本人を手伝ってあげるつもりも本人を励ますつもりもないくせに余計なお世話ですよ」
とオブラートに包みつつ返し、

それでもなおもしつこいので、
忙しかったし次のメールを無視したら
あんなにうるさかったメールが私には全然こなくなった。


別件で連絡とる必要があり、
こちらから連絡したら
「先日はお忙しいなかメールし、おこらせてしまったかと思い、以降連絡控えておりました」的な返事がきたので、

「前回は返事できずすみませんでした。ただ、誰しも忙しいときは怒っていなくても返事ができないことはあると思いますので、一回で相手を判断をしてしまうのは残念なことのように思います」
みたいなことを述べたら

「すみませんでした。小心者なもので」的な返事がきて、

それから先も
一切連絡来ない。

どうやら私はその人にとって「イヤな人」認定されたらしい。

いいけど。


最近、業務上の必要に迫られて、その人からメールがきて、
こちらからはちゃんと「お久しぶりですね!」と返したんだけど、

第三者に対して、◎さん(私)にメールしたけど返信はそっけなく塩対応でした涙

みたいな話をばらまいていた

という話を今日
そのうちの一人(Uさん)から聞いた。
Uさんは私と仲が良い。

私「え、そのときのメールってこれだけど。文面素っ気ないと思う?」
U「全然…。てかむしろめっちゃ丁寧な文章だと思う。完全に濡れ衣やね…」

Uさんには、
私が塩対応ということも含めて相変わらずたくさんメールが来るそうだ。

あきれて笑っちゃう。

いちいち、ほんとショボいな。
存在が漫画みたい。


あの人にとっては真実かどうかじゃなくて、
噂話のネタにできるかの方がよほど大切なのよね。

でもまぁ、噂好きな人は
噂さえしてたら幸せなんだから
(真実だろうと真実でなかろうと)
幸せな人生を送ってるのかもしれない。
ゼロ円だしねー。

その人は
とにかくすごくショボいだけで
部下にハラスメントはしてなかったと思うし
揉め事を起こしたりもしなさった。
面倒事は全力で避ける。そのためなら余裕で「羊羮を手土産にいそいそとお詫びに行く」。そのあたりも小男っぽい。←本当に真剣な事柄とか、本当に議論すればよいようなことで、この人が面に立つというわけではなくて、
相手がちょっと折れてくれたらうまくいくのに…みたいな時に、内々に解決しようとするやつ。


周囲に害はあんまりないような気がする。