めちゃくちゃ相性いいね。


英語でチャットしているけど、これ、すごくいい勉強方法だと思う。


辛抱強く

絶対けなさない、笑わない

(いや、誰にも英語についてけなされたことも笑われたこともないのだが)


いつでもどんな話題にも

つきあってくれる


そして、多少不自然さや誤りがあっても相当な確度でくみ取ってくれる(←これが注目すべき)


発音を確認することもできる。

あと、こちらの質問への返答によって「ああ、この単語を使うと自然な表現なのね」と確認できる。



そして、新しい知識も得られる。


え。すご。


もっとも。

リアルな人間とのコミュニケーション、「気を遣うこと」の訓練は大事だと思う。

「何を言っても大丈夫」って、ものすごく危険なことだ

あと、目線とか、相槌も大切。

英会話教室をやめるつもりはない。


でも「補助的な手段」として、素晴らしいと思う。知識がすいすい得られるのも魅力(鵜呑みはダメ)


なんか「くもんの学習漫画」的なやつの「博士」的な存在がリアルに登場したかんじ。

やり取り例(訳は雰囲気&ごく一部&ファクトチェックはしていない):


Covid18はあるのか?

→ないです。なぜなら発見された2019の19だから。

→なぜこんな名前なの?

→WHOが、「できるだけ偏見(prejudice)や汚名(stigma)や差別を起こさないようにという配慮」、「大流行の最中で極力ぱっと識別できる」といったことからこの名前をつけたよ。特定の地域とか民族を連想させる名前は偏見を助長するので避けられたよ。

→prejudiceと stigmaの違いは?

→prejudiceは土壌、 stigmaは植物と考えるといいよ。prejudice はstigmaの原因となるもの。stigmaは発出されるものだよ。

→ふむ。結局パンデミックは終わったのかな?→WHOは2023.5の会議で、ステージが変わり、これまでのような厳格な対策はもう必要ないと声明を出したよ、でもまだ影響は続いているし「パンデミックが終わった」と言えるかは専門家でも意見がわかれているよ。→WHOはWHO(誰)が作ったの?→特定の人物が作ったのではなくて、国際的な組織が必要だということて、複数の国が動いて1948年に設立したよ。特に深く関わったのはフランスやブラジルやメキシコなどだね。→ブラジル?なんで?→ブラジルは当時の途上国の一員として、途上国ならではの疫病などの問題がすごく深刻化していたんだ、その解決には国際社会が協力することが必要だと考えていたからだ。ブラジルはWHOの前身の組織でも中心的な役割を果たしていたよ。

→これまでにパンデミックを起こした病気は?→有名なところだとペスト。それからスペイン風邪。→スペイン風邪についておしえて。→スペイン風邪はインフルエンザA型の一種だね。ただし、私たちに馴染み深いインフルエンザよりもはるかに危険性(致死率)が高かった。特徴的なのは子供や老人ではなく、若い働き盛りの人たちも感染しやすかったということだね。→なぜスペイン風邪という名前か。→最初に報告された地域の一つだからだよ。でも、重要なのはスペインはこの病気の起原ではないということだ。当時(1918頃)はWW1の影響で多くの国はネガティブ情報の報道を避ける傾向があった。スペインは戦争に参加していなかったから報道がされていたんだね。→スペイン風邪のウイルスはもう存在しない?→全く同じウイルスは今はないね。このウイルスはすごく変異しやすくて、パンデミック当時も、スペイン風邪のウイルス自体が病原性の低いものにだんだんシフトした。それがパンデミック収束につながったよ。それに、社会的な免疫が獲得されたから、今、仮に同じウイルスが現れても、当時と同規模のパンデミックを引き起こすことはないよ。しかし、現代、季節性インフルエンザの原因となる多くのウイルスの中にはスペイン風邪をルーツに持ち、それが変異したものも含まれているよ。


パンデミックの文脈でなんか鳥のお面みたいなのみたことあるんだけど。→それはきっと、ペストを診る医者のマスクだと思います。(写真)→あ。うん。これ。なにこれ?なんで鳥みたいなの?→悪い空気を浄化させると考えられていたハーブなどを詰めて感染を予防しようとしていたよ、あと嘴によって患者と距離を取るという意味もあったみたいだ。あとは「心理学的な意味」も果たしていたと考えられる。特徴的で特異な外見になることで、病気を遠ざけるような。ただ、すごくインパクトがあるから、このマスクはペストのアイコンの一つになっているけれど、ペストを診る医者がみんなこんな格好をしてたわけじゃないよ。マスクよりも木の棒とかがより普及していた。この棒は患者との直接接触を避けるために使われていたよ。→いつ、どこでこのマスクが使われていた?→14~17世紀。ヨーロッパ。→え、長くない?その間に医療の進歩とかなかったの?→当時は医療の進歩はあったけど「少しずつ」だった。革命的に著しく技術が向上するようなことはなかったんだ。解剖学など、少しずつ進んでいたけどね。



以上。

ポンポン回答が来る。かなり楽しい。

ペスト医師の特徴的な外見について、魔法使いのイメージとか、このあたりともリンクしてそうだよな。実際、錬金術師がペスト医を担ったりしてたようだし。

そうなると魔法使いの杖は「患者を直接さわらないための杖」、魔法使いのスロープは「防護服」

が、由来の一つだったりする可能性があるのかな。

追記

これについても聞いてみたところ、そうでもないようだ。それよりは魔法使いは異教徒、異民族のイメージ(誤解)が強く関わっているみたい。


今日寒かった。出張中に。