以下記事、、少し前に書いて下書きに保存しっぱなしになっていました↓

 

 

 

 

前回のブログで少し書きましたが、

最近仕事との両立で色々考えることが…

 

私の働いている業界は、終身雇用のようなスタイルはなく、

数年おきに新しいポジションを探していかなければいけず、

さらに国も一国にとどまっていると言うのは難しく、

世界中どこになるかわからないようなもの。

 

今のポジションは来年の6月までなので、

それが終わったら一旦次の仕事は探さず、

息子との時間を過ごすしながら、

二人目の妊活をする、

だからそれまで頑張ろう!というのが

今回の産休中の考えでした。

 

 

今回の産休は約半年しかなく、

仕事に戻る前は息子との時間が奪われるのが嫌で嫌で、

さらに母乳育児が継続できないんではないかという不安もあり

本当に辞めようかと何度も考えたけど、

夫や母親、友人などに幾度となく相談し、

「やってみて、無理と思ったら辞めたら良い!とりあえず戻ってみたら?」

という周り、特に母の助言を受けて復帰。

 

 

復帰して約半年。

今では、やはり仕事でチームや社会に貢献したりする感覚が感じられるし、

オンとオフというか、仕事と育児のバランスがちょうどよく、

本当はもっと仕事の時間が短くなればさらに理想ではあるものの、

復帰して本当によかった、と日々つくづく感じている毎日でした。

 

やはり、人生やる前に思い込みで決断したらだめだな、あの時母がああやって背中を押してくれて良かった、と母に感謝しました。

 

母親は、ずっと専業主婦でしたが、

本当は働きに出たかったようです。

でも環境や父の理解がなくそれができなかったようです。

 

「そんな仕事があるなんで、当時の私からしたら喉から手が出るくらい欲しかったよ。だから頑張ってみたら?」と。

 

 

仕事は大変な時もあるけど、

子供たちが巣立っていった後の母が、やはりとても寂しそうに見えてしまい、、

 

子育てと家庭に人生を注いだ母を見てて、

私は子供が巣立って行っても、

自分の人生に、子供や家族以外に自分を注げる何かを持っていたい、という想いがあります。

 

 

せっかく長いこと望んで授かった子供だけど、

たまたまそのタイミングで、今回こんないいポジションが手に入った今は頑張り時な気がしていて…

 

2年間だけのポジションだけど、

ここで働いたことをCVにかけるだけでも今後強いし、

だから復帰したし、復帰してよかったと思っていました。

 

 

 

息子が7カ月で復帰して、保育園ではなくナニーさんに預けることで

不安だったのが、息子が私よりナニーさんに懐くのではないかということ。

 

FacebookのCFOシェリルサンドバーグが書いたLean inという本にナニーさんのことが書いてあって、

この本を読んだ当時、私は24歳くらいで、結婚もしてなかったし子供なんてまだ先だと思ってたけど、

今でもよく覚えていて。。

 

「子供をナニーに預けて仕事をするなら、子供がけがをして泣いたとき、

自分ではなくナニーに助けを求める瞬間が来ることを覚悟しなければならない」

 

みたいなことが書いてあり、

(これはシェリルが実際に経験したことらしい)

専業主婦の母に育ててもらった私は、

「えーー!ありえない!そんなの悲しすぎる!!」と思った記憶があります。

 

 

保育園だったら不特定の大人に見てもらうのに対し、

ナニーさんはずっとその人にべったりだから、

懐きやすいんでしょうね。

 

(私はナニーさんのほうが

在宅勤務の時は息子と家にいられるし、

家事もしてくれるので、私が家事するはずの時間も息子といられる、

送り迎えもしなくていいなど、

ナニーさんのほうが圧倒的に楽でそちらにしています。)

 

 

そんな風に、結婚すらする前から恐れていた

ナニーさんに懐く件。

 

この間、一瞬ですが起きたのです。。

 

夕方、ナニーさんが帰る直前に家につき

バトンタッチしようとすると、

ナニーさんに抱っこされてた息子が、

一瞬私のほうに来たがらなくて泣いたのです…!!

 

いつもは、ナニーさんに引き渡すときに泣いて叫ぶし、

私が帰ってくると私のところにママ―!!大泣きってきてくれるのに。

 

 

その日の一度だけでしたけど、

その日はナニーさんが帰ってから

息子に夜寝る前の絵本読んでるときに涙が出てきてしまいました…

 

ごめんね、やっぱりママ、ちゃんと時間を一緒に過ごしてあげられてないよね。

ごめんね。

 

と。。

 

 

これが起きる直前は、仕事への熱がかなり上がってきていて、

来年6月以降のポジション探しも積極的に始めよう!と動き出してすらいました。

 

というのも、先日、私より年上で子供いながら海外でバリバリ働いている女性2名

(一人は外交官、一人は私と同じ業界で20年以上働いている方)との食事する機会があり、

彼女たちとお話ししていて、

ものすごいモチベートされました。

(特に一人は、2人目のお子さんが障がいのあるお子さんで、それでも尚、バリバリ働いていて、、、バイタリティーがすごすぎるけど、とっても穏やかで清楚で美しく、、、本当に尊敬でしかない…という感じでした。お願い

 

やはり子供がいても、キャリアを頑張らない理由にはならない!!

 

 

そんなこんなで、色々モチベートされて、

次の仕事も積極的に探そうと、レジュメもアップデートしてた矢先の

ナニーさんとの出来事。。。

 

 

 

私、後から振り返ってどちらが後悔するのかな。。。

 

もう一生戻ってこない、息子の赤ちゃん時代。

 

日中はほとんどナニーさんと過ごしてる。。。

 

3時に帰宅できる母乳休憩も、

もう日中搾乳も授乳もしてないのと、

結局色々仕事があってもう3時には帰ってない。

 

それでも家に帰るのが5時を過ぎることはほぼないので、

日本のワーママよりはかなり良い。

(って別に周りと比べることではなくて自分がどうかなんだけど、、

どうしても周りと比べて、あの人も○○カ月で復職してるし、

うちだけじゃない!とかつい思いたくなる、あせる

 

 

でもさ、やはりつくづく思うんだけど、

人間は元来コミュニティーや群れで生きる動物で、

現代のように核家族で、

更にお母さん一人に子育てのしわ寄せが行くって、

本当に人間のあるべき姿ではないと思うんですよね。

 

私の姉は子供が生まれたときに仕事を辞めて、

それから約10年、専業主婦で2人の子供の子育てをしてる。

 

彼女が先日、母と3人のラインでふと

「最近、育児って自分の欲をすべて捨てることだなと感じるわ」っていってて、、、

 

それってもはや修行僧じゃん!

専業主婦で一人で母親やるって、もはや悟り開かないと無理な仕事!って思いました、笑

 

やはり、母親も外とのつながりを持つことで

だいぶ精神的にも楽になるし、

ずっと子供と一対一で24時間過ごすより、

子供も母親もハッピーになるんじゃないかなぁとも思う。

 

 

ただ、私の日本側の家族は親せき一同周りを見ても、

子供がいて働きに出てる女性がほとんどいない。

(母も、姉も、義姉も専業主婦。)

小さい頃も、比較的裕福な地域にいたこともあり、

小・中学校の頃、周りでお母さんが働きに出てる人は一人もいた記憶がない。

 

だから、なんか私のもともとの価値観が、子供がいる女性=家にいる、って感じなんですよね。

なので余計に罪悪感や後ろめたさみたいなものを感じてしまうのかな。。

 

 

 

 

 

専業主婦、ワーママ、

どちらが良いのか、

本当に正解はないのだけど、

「これでいいのだろうか」とふと思ったり。

 

6月以降をどうするか、、、

考えたくないけど考えないと…。。。

 

 

 

そんな気持ちを吐露したくなりました。

 

 

とりあえず、今のところ

ストレスのない範囲で6月以降の仕事も探してみて、

見つからなければしばらく夫についていって専業主婦をしながらこどもとの時間を楽しみ、

幸運にも仕事が見つかれば、またそこでもう少し頑張ってみる。

多分どちらになっても、息子がいてくれれば幸せな毎日が待ってるだろう。おねがい

 

 

今はそう考えてます。

 

長くなりました…

読んでくださりありがとうございます。

 

 

きっと、どの状況にいるお母さんも

色々悩みながらやってるんだろうなぁと思います。

 

専業主婦の方にはその方にしかわからない悩みがあって、

仕事してる人も同じ。

 

 

正解はないですね・・・・。