その作品は、タイトル通り刑事物で、言ってみれば
和製ダーティハリー的なイメージの作品でした。
そして、作品の主人公の持つ銃が、スタームルガー社の
スーパーブラックホーク44マグナムというものだったのです。
そもそもこの銃は、シングルアクションオンリーの銃で、
刑事が使うような銃ではなかったのですが、
たぶん、
ダーティハリーのパクりみたいにならないよう
にひねったのだと思われます。(^_^;)
ダーティハリーの持つ銃はといえば、かの有名な
スミス&ウェッソンM29 44マグナムですので、
同じ44マグナム弾を使用する、別の銃にしたわけですね。
ハリー・キャラハン刑事と言えば
S&W M29 44magnum↑↑
ところが当時は、強力な44マグナムを使える銃は少なかったのです。
比較的知られていたのが、スーパーブラックホークだったと
いうことなんだと思います。
で、
それはいいのですが、私がマンガを読んでいて、
とても気になったシーンがあります。
それは、全弾撃ち尽くしてから、
空薬莢を排出して弾込めするシーンなのですが…、
なんと、
シリンダーをサイドにスイングアウトさせていたのです。
え~っ!
これはちゃうやろ!って思いました。(^_^;)
ダーティハリーのM29ならいいですよね、
でもスーパーブラックホークにはそんな近代的な機構なんて
付いてませんから。
空薬莢を1発ずつ捨てて、弾も1発ずつ込める方式なんです。
こうやって…↓↓
刑事っぽく演出するためでしょうか。
ん~残念!(T_T)