本がわらわら来て、『パーシージャクソン』を借り損ねてしまった。来月は絶対に読む!というか手配済み。
今月のイチ推し!みたいなものを教えてほしいと言われたので頑張って書いてみる。
今月は「お名前をはじめて拝見いたします」の作家さんが多めで、それらがあたりだった。『骨を喰む真珠』、『一次元の挿し木』がそうだったが、SFやファンタジー、ホラー、ミステリーの要素が入っていてなかなか面白かった。『世界でいちばん透きとおった物語2』は1月に「はじめまして」で1を読んだ作品。1に引き続き優しさあふれるミステリーで期待を裏切らなかった。
【小説系】
筆者の祖母(80歳代)が「一度でいいからロンドンに行きたい、お姫様のような旅をしたい」と告げたことから決行された5泊7日の豪華イギリス旅行の話。本を読むとその豪華さをちょっぴり味わえる。
製薬会社の社長宅に潜入捜査をして隠された秘密を探っていく話。スリルとサスペンスが絶妙でドキドキした。美しさとおぞましさが同居した作品。関西弁が苦手な人は読み進められないかもしれないが、ストーリーは繊細で美しい。
中田ルミンはすぐ傍にいる(た)!と私は思う。
伊良部シリーズのファンで、それ以外の作品も読んでみたいと思って借りた。
「気持ちはわかるよ、だけど、それやっちゃう?」という展開になり呆れたが、彼女たちのことが気になるので最後まで読んだ。最後までハラハラドキドキした。
1が良かったので、興味と期待で2も読んだ。
この展開だと3,4,,,と続きが出ることが期待できそうだ。
「ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨と、四年前に失踪した妹のDNAが一致した。妹の生死と古人骨のDNAの真相を突き止めていく。」という内容。面白かった。
【小説以外】
不動産を相続する予定がある人は一読されたしと思う。
筆者が言うには、2030年を軸に前後3~5年にこの大量相続問題が世間を賑わせるようになるはずとのこと。
タイトルから内容を想像して借りたら全然違う内容だった。なんと、認知心理学からの考察だった。薄い本だし、せっかくなので読んだ。
たまにはこういう本も読んでみる。
佐藤優さん、中林美恵子さん、デーブスペクターさんの章がわかりやすく面白かった。
著名人の方が5‐10ページぐらいのボリュームでロイヤルホスト愛を語る本。やはり、作家の方の表現力は突き抜けている。