ある日の息子との会話。
勉強机の横を通り過ぎた時に声を掛けられました。
:「お母さん、マッチとフィットの違いって知ってる?」
:「マッチは似合うという意味で使う。例えば、『ズボンとTシャツがマッチしているね。』という使い方。」
:「フィットはサイズが合うという使い方をする。例えば、『このズボンは僕の体にフィットする。』という使い方。」
:「正解。ふーん、知っているんだ。」
パソコンをみてニヤニヤしているので、私も画面をのぞき込んだら、英単語の意味の違いを調べているようでした。
:「英語?日本語の問題だと思った。」
↑英語だったら英語って言ってよ、英語と日本語では違うこともあるじゃない!とも思っている
と言ったら、
:「日本語でもそういう風に使い分けるんだ。」
と返事がありました。
大丈夫だろうか、息子。
【補足】
ブログを書くにあたってネットで確認しました。
そうしたら、suit, fit, matchの3つをセットにして覚えるのが良さそうです。
suit:似合う、適合する、好ましい、条件があっている。
fit:サイズや大きさ、形などがぴったりと合っている。主語は物で目的語は物または人。
match:色や柄が物に合っている、同じような物同士が調和している。
suitは思いつきもしなかったです。私は言われたらそうかもとスルーするレベルです。Ω\ζ°)チーン
息子よ、母に英語のことを聞いたり張り合ったりするのはおよしなさい。
普段自分が使っている言葉に対して持っている感覚は大事だと思います。
文法もそう。日本語ですぐに思いつくのは主格の「は」、「が」の使い分けや、「の」の乱用。読点の打ち方で意味が変わる文など。
今更ですが、10歳ぐらいまでに正しい日本語を浴びるように読んで聞くことが大事だと思います。難しい文章である必要はないと思います。
私は仕事に忙殺されていて、息子に対してこの手のことをあまりちゃんとできていませんでした。息子の教育や育児という観点でよくなかったと思います。でも、当時の私はもう少し仕事をしていたかったのです。仕方がない。
ちなみに読点の打ち方は難しいです。私もよくわかっていません。
ただ、読点の打ち方で意味が変わる文には気を付けています。そうそう、勤務時代の新人研修(技術系採用者)でもやったことがあるのですが、男子の出来が悪かったです。興味すらないようでした。もしかしたらわからないのかな?いや、そんなはずはない、だって小学生でも理解できる内容だし。と思いました。全体がザワついて私語(?)をしだす人がでてきて、講師が困っていました。旧帝大・地方国立大卒が多かったんですけどね。少人数の女子(固まって座っていた)は皆わかっているようでしたし、静かに黙って聞いていました。男子は言葉に無頓着なのかな?
でも、有名小説家って男性が多いよね?
という疑問は、一流ホテルの料理人は男性が多いよね?と言っているのと同じかな?
散文になりました。