いつものくだらない話です、興味がない方はどうぞ回れ右をしてください。
定期考査中のある日。
勉強部屋で勉強していた息子がリビングにやってきて、冷蔵庫を開けながらいいました。
:「あぁ、困った。」
:「僕、普通に女子と話せない。大学に行って困ると思う。」
:「話していたら普通に下ネタを口にしちゃうけど、女子のいる前で言ったら絶対に嫌われちゃう。」
:「あぁ、どうしよう。」
:(そこ?)
:「大学に合格してから悩みなさいよ。」
:「そうやって先延ばしにしたら絶対に失敗するよ。コミュ力ないって言われるんだよ。」
↑今まで力が抜けていたのに、急にマジ顔で力説
:(何か言われたか、やらかしたか?)
:「うーん、でもお母さん、環境は作ってあげたわよ。数学塾だって女子軍団がいてキャピキャピしてたんでしょ。彼女たちに話しかける男子もいたのに、あなたは学校のお友達と小さくまとまっていたんでしょ。」
:「あれは失敗した。でも中1中2なんてそんなもんだよ。」
↑冷蔵庫から出したお茶を飲んでいる
:「今通っている英語塾も、かわいい女子がたくさんいるんでしょ?」
:「そうだけどさー。」
中略
:(定期考査中で勉強部屋で勉強をしていると思っていたのに、そんなことを悩んでいたのか?私にどうせいと言うのだ?)
やや間をおいて、お決まりの台詞を言ってみました。
:「お母さんも女子だけど。」
そうしたら、
:「うーん、そうだね。でもJKじゃない。」
と静かな語調で返事がありました。いつもとノリが違う!と焦りました。それで、
:「就職したら、職場には老若男女がいるんだよ。そのうち同世代の女性なんてほんの一部よ。学校の先生をみたらわかるでしょ。男子校だから少し偏りはあると思うけど、あっそうだ、小学校の先生を思い出してよ。若い女性は少なかったよね。」
と何の慰めにもならないけど、とりあえず言ったら、
:「うーん、そうだね。。。。」
と言ってリビングの食卓の椅子を並べて寝転んで伸びをした後、とぼとぼと勉強部屋に戻っていきました。
猫背なので哀愁感が半端ない。
大丈夫か?