国語苦手男子が中学3年間読書に励むとこうなる? | 都内 私立中高一貫校に通う男子の日常

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2026年に大学受験予定です。

2話あります。

軽いのですぐに読めます、お付き合いください。

 

 

(その1)メンチョー事件

 

ニヤニヤ:「〇〇君ってイケメンだよね。」←私のストライクゾーンは広い

 

ぶー:「えぇー、あれはイケメンじゃないよ。」

 

ウインク:「スラっと長身で堀が深いし。ピザ屋さんで働いているとサマになると思うよ。」

 

真顔:「あぁ、堀は深いね。ピザ屋で働いている人ってかっこいい?僕はあまりそう思わないけど。」

 

ウインク:「イメージよ、イメージ。(実際にどうかはおいておいて)イタリアのイメージよ。」

 

うーん:「ふぅーん。でもさぁー、あいつ、メンチョーだよ!」

 

ポーン:「メンチョー?」

 

真顔:「うん。メンチョー。」←手をあごから下へ動かしている

 

笑い泣き:「・・・・・」

 

真顔:「面長(おもなが)ね。」

 

アセアセ:「あっ。。。そう読むんだ・・・

 

チーン:「恥ずかしい。。。」

 

イヒ:「へへへ。」

 

 

 

(その2)ウスキューらしい

にやり:「お母さん、僕の学校の先生の給料ってウスキューなんだって。」

 

ポーン:「ウスキュー!?」

 

滝汗:「・・・・・」←こうも立て続けにあると笑えない

 

ニコ:「うん、ウスキューって言うでしょ。」

 

真顔:「言いません。どういう意味?」

 

真顔:「給料が安いこと。」

 

ムキー:「ウスキューなんて言いません。後で自分で調べてお母さんに報告して。」

 

 

その日の夜、

ウインク:「ウスキュー、調べた?」

 

ぼけー:「調べた。薄給(はくきゅう)だった。」

 

ニヤニヤ:「(あれ?『はっきゅう』じゃなかったっけ?でも調べたって言っているし。)本当、恥ずかしいからね。」

 

ショック:「うん。。。」

 

注):正解は『はっきゅう』です。