理解 vs. 暗記 | 都内 中堅校からの大学受験2026

都内 中堅校からの大学受験2026

2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

「定期考査なう」な息子です。鉛筆

中3になってから定期考査になると息子が言うことで気になることがあります。

 

 

 1. 数学の答えを丸暗記する子の話

イヒ:「数学は先生が『全て問題集からそのまま出す、数値も変えない』って宣言したから◯◯は、問題と答えを丸暗記するって宣言してた。暗記だから数日前からやるって。」 ◯◯はお友達の名前

真顔:「へぇー。」←よその子に興味がない

テスト数日前
真顔:「◯◯、XX番まで覚えてあともう少しだって。問題数多いのに、すごいよね。」

真顔:「・・・・・」←コメントができない

アセアセ:「あっ、課題提出とかあるからちゃんと勉強は勉強でやっているみたいだよ。でも、テスト勉強としては暗記するんだって。」

彼にはそのやり方があっているらしく、今回もその路線でいくらしいです。

 

 

 2. これまでの勉強方法が通用しなくなった子の話

ぐすん:「△△君、中3になって急に英語の成績が急降下したんだって。本人が言うには、今までテスト範囲の教科書の英文を全部丸暗記してたんだって。いい子だから、得点できるようになって選抜クラスに残ってほしい。」△△はお友達の名前

真顔:「ネイティブ的な勉強方法だね。学校によってはそういうアプローチのところもあるみたいだよ。母国語って文法から入らないでしょ。お兄ちゃんかお姉ちゃんの学校はそういう勉強方法なのかもね、私立だって言ってたから。」

うーん:「△△は国語がよくできるから、それでもいけそうな気がする。」

真顔:「一般論では10歳すぎたら外国語は文法から入ったほうが理解しやすいみたいよ。ある程度学習が進んだら、単語を覚える時に単語ではなく例文で覚えて広げていくのが良いって聞いた。」

ぶー:「ふーん。」

 

 

 3. ついに息子までが!?

昨日の話。リビング学習でかまちょで独り言が多くしかも声が大きいのでついつい反応してしまいます。
 

にやり:「本当はこういうことはしたくないけど、定期考査対策としては有効だから解き方を覚えようっと。四角形の内接円の時は、cos・・・(中略)」

真顔:「・・・・」←無言で、目で圧力をかけていると、、、

イヒ:「公式の多くはその場で導けばいいんだけど、覚えておいたほうが早く解けるんだよ。というか学校の定期考査は覚えておかないとスピード的にきついんだよ。見直しする時間がなくなっちゃう。前回それでひど目にあったから・・・・。」

真顔:「・・・・」←息子が言う公式ってどの程度のもの?と思っている

 

なんだか上から目線で偉そうなことを言っているなぁと思ったので、
 

真顔:「学校の教科書で公式や定理としてでてきているものは覚えていることを前提に問題が作られるから・・・」

 

と言いかけたら、最後まで言わせてくれなくて、

 

ニヤ:「中学の範囲だから。数Iじゃないんだよ。」

 

と返ってきました。何を言っているのか要領を得ませんが、今は息子の勉強は見ていないので深追いはしていません。