「中学生の卒業論文ってどんなことをするの?自由研究とは違うの?論説文でも書くの?」
と聞かれることがあるので、息子の取組状況などを少しずつ書いていこうと思います。
今回は、夏休み明けにある「中間発表の資料作成」について書きます。
4.1 中間発表のあらまし
発表資料はパワーポイント(以下パワポ)が指定されていて、学校から簡単なテンプレートが提供されました。そこに文字を打ち込んだり図表を追加していきます。ただし、パワポの使い方は未習です。「おい、学校!」と言いたくなります。
発表は夏休み明けのクラスのホームルームなどを活用しながら順番に数名ずつ発表していって、遅くとも9月ちゅうに全員終わる段取りです。
4.2 息子の取り組み方
発表資料はあっという間に作成しました。
あまりにも早すぎるので「そんなのでいいのか。大丈夫なのか。」と何度も聞きましたが、
:「ジーニアース!」
と返ってくるばかり・・・。
リビング学習なのでなんとなくわかるのです。息子がやっていることが薄っぺらくて軽いということが。多分、数名の発表を聞いたら慌てて「もっとちゃんと書かないと!」となるでしょう。取り組める時間があるといいけど。。。
4.3 中間発表がはじまった
新学期が始まったある日のこと。帰ってくるやいなや、
:「卒業論文、まじやばい。みんな、むっちゃしっかりやっている。実験とか観察とかやっている子もいる。」
:「だから言ったでしょう。(後略)」
:「違うんだよ。一般クラスだったら僕のでOKなんだよ。でも、選抜クラスの子はみんなすごい真面目にやっていて・・・」
:「僕の順番までまだ時間があるから、ちょっとシートを追加するよ。」
という会話があって、追加作業にとりかかりました。
多少はいいんですよ、多少は。でもね、数枚の資料を作るのに来る日も来る日も毎日毎日PCばっかりいじっているのをみると苛々します。それで、ある日、ついに、
:「ちょっとあなた!それは夏休みの宿題でしょ。多少はいいわよ。でも、ちょっとひどいんじゃない?。新学期が始まってから毎日そればっかりやっているよね。夏休みの終盤は宿題は終わったといってTVや映画の鑑賞ばかりしていたじゃない。(中略)その他の勉強はどうなっているのよ!今日はあと1時間。1時間で仕上げて。それ以上はダメ!」
と雷を落としました。そうしたら、
:「それは無理。今日はあと1時間くらいで終わる予定だけど、明日もやる。」
:「はぁ!?お母さん、夏休みに何度も「そんなのでいいの?大丈夫?」って言ったよね。だけどあなたがジーニアス
、ジーニアス
と言って(後略)」
:「だから一般クラスだったら僕ので全然OKなんだって。」
:「それもお母さんが指摘したよね。中間発表なんだから、今後の作業で挽回すればいいじゃない。もう、これ以上やらないで!」
:「明日まで。明日で終わらせるから!」
(後略)
結局その日も1時間で作業が終わることはなく数時間やりました。
そして次の日もパワポを数時間やって、その後さらに数時間かけてwordで原稿を作っていました。
パワポは文字と図表のコピペだけのシンプルなもので、決して凝ったことはしていません。何にそんなに時間がかかるのか。
きぃぃぃぃぃぃ------!!!