卒業論文(2.ネットの使い方) | 都内 中堅校からの大学受験2026

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2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

「中学生の卒業論文ってどんなことをするの?自由研究とは違うの?論説文でも書くの?」

と聞かれることがあるので、息子の取組状況などを少しずつ書いていこうと思います。


以降は息子校の卒業論文に限定した話になります。

 

 

  2.1 盗用・剽窃(ひょうせつ)行為の防止

中2の保護者会で、「既に出回っているものの盗作やそれらのパッチワークができないように進めていきます」と説明がありました。どういうやり方なんだろうと興味がありました。

 

息子校で採用しているやり方は「論文を書け!」と丸投げするのではなく、ステップを踏みながら「いついつまでに○○をしてきなさい」と課題を出して提出させる方法です。課題をやっていくと論文が完成していくそうです(何分、現在進行系なので全貌は見えていませんが)。

 

息子の話や取り組みを見て思うのは、学校が無理のないマイルストンを設けて指導しているので、子どもたちは真面目に取り組めているという印象です。

 

提出しないと高校に進級できないと言われていますし、まだまだ純粋な子が多く一生懸命やっている子が多いようです。

 

 

  2.2 ネットの限界を知る

中3の1学期にあった保護者会では、

 

ネットは一次調査には有効ですが、浅い知識のままで調べられることは限られていてすぐに行き詰まります

・図書館で本を探して調べるように(レファレンス・サービスは是非利用するように)

・ネットばかりで調べているようでしたら、保護者の方からも助言をお願いします

 

というお話がありました。

 

1つ目の「・」は、私も常々そう思っています。

2つ目の「・」の図書館のレファレンス・サービスは、いい機会だから息子にすすめようと思いました。でも、息子が1人で利用するのはハードルが高いだろうから、1回目は私がサポートをしてあげようと心積もりしました。