中間考査の結果 他【追記あり】 | 都内 中堅校からの大学受験2026

都内 中堅校からの大学受験2026

2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

どうなることか心配しましたが、終わってみると息子史上最高のできでした。

時間割に恵まれました。1日目で衝撃を受け(できなかった)、2日目以降必死に勉強したので。

時間割が違っていたら全く違った結果になっていたと思います。運が良かったに尽きます。息子もそう言っています。

 

息子の成績が良かったということは、泣いたり悔しい思いをしたりしている子がいるということです。

「今回は失敗したけど、次は頑張るぞ!」

と闘志を燃やし、既に期末考査に向けて猛勉強を始めた子もいるそうです。


配布された成績票を確認したら、選抜クラスの総合平均点が80点以上でした。70点だったら下から数えて○番目という世界です。先輩ママの話によると、中3高1は選抜クラスの平均点は80点ぐらい、一般クラスの平均点は50点ぐらいだそうです。

 

平均点70で底辺という厳しい現実。下を見ると落ちるけど、上を見るのは辛い。「頑張って!」と言ってあげたいけどその子が頑張ったら他の誰かが落ちる。他の誰かは我が子になるかもしれない恐怖。

 

 

小学生ママがこういった話を聞くと、競争が起因のトラブル(不正、足の引っ張り合い、いじめなど)を心配されるかもしれませんが、これまで息子校にはそういう風潮を感じたことはありません。そういうことをするのは格好が悪いという空気です(息子を通して見える世界観です)。他の学校に進学された方も同じようなことを仰っる方が多いです。

だったらどうして小学校や中受塾ではあぁもいろんなことが起きるのか、ここにいる子達の殆どはそこを通過してきただろうになぜ大きな問題が起きないのか、謎です。

 

 

ところで、自分史上最高のできをたたきだした息子が今頑張っていることはなんだと思いますか?

 

それは、敗北宣言とその言い訳です。

 

イヒ:「良かった時の次は悪いんだよね。期末は副教科の実技で点がとれない僕には不利だし。」

 

と毎日のように言って、自分が傷つかないように今からいっぱい言い訳をしています。

 

本人なりにプレッシャーを感じているのかもしれません。

 

いつもはスルーしているのですが、先日、

 

ウインク:「手が届くようになったものは、手を伸ばしてとったほうがいいよ。」

 

と言っておきました。

 

 

息子の生活がうまくまわっており、私が出しゃばる必要性が少なくなってきています。

学年が上がり状況が変わればまた雑用を引き受けたりサポートをすることになるかもしれませんが、今はのんびりさせてもらおうと思います。もしかしたら今のこの緩みがあとで命取りになるかもしれませんが、少しは自分でなんとかしてくださいと思っています。

息子が3つの「じこう」(自考・自行・自高(*))を実践していくのに、選抜クラスの設置と選抜クラス内での順位開示は有効に感じています。

 

注意追記

ここでいう自高(じこう)は自高(じたか)ではなく、「自分を高める」という意味の造語です。昔、教育関連の話題かニュースで見聞きした言葉です。私は「自調自考」より「自考・自行・自高」の言葉のほうが好きです。

 

 

追伸

息子が早速、毎週の漢字テストでやらかしました。叫び

今回の範囲は難しくて、みんな悪かったそうです。タラー

「みんな」ねぇ・・・。もやもや