受験校の決定について(その1) | 都内 中堅校からの大学受験2026

都内 中堅校からの大学受験2026

2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

フォローしてくださっている方の中に小学生のお子様がいらっしゃる方がいるので、受験校決定に関する話を3回ぐらいにわけて書いてみます。といっても息子は中2になりましたので、受験の記憶は風化しておりざっくりとした話になります。その分(?)、私立中学に進学して思うこと・わかったことも織り交ぜて書きます。

 

■受験校は幅広い偏差値帯で選ぶことをおすすめします。

受験問題は特殊で癖があるので、必ずしも実力通りに順位(合否)がつくとは限りません。第一志望でガンガンと対策をしてきた子が有利で、実力と結果が逆転することがあります。まさかの不合格です。

第一志望校対策でいっぱいいっぱいになり併願校対策まで手が回らないことが多いですし、男子は第一志望校に夢中になるあまり他校の対策を軽んじたりやらないと言い出す子もいます。そういったことを念頭に入れて、幅広い偏差値帯の学校を視野に入れて受験校を決定していくのがおすすめです。

 

■小5の方でまだ学校リサーチをしていない方はやり始めたほうがいいです。

こちらも幅広い偏差値帯でみるのがおすすめです。

まだ成績が変動するでしょうという意見もありますが、12月ぐらいになると志望校調査があります。試験日程にあわせて受験校を書くようにと指示がある塾もあります。

 

■コーヒーブレークでおすすめなのが、「Wikipediaで卒業生を確認する」です。

眺めていると新しい発見があって面白いです。

注意しないといけないのは、各界の第一線で活躍していないと名前が載らないし、名前がでやすい分野とそうでない分野がある点です。例えば、Wikipediaをみたら文芸・芸能・マスコミで活躍している人が多いので文系よりという印象を受けるけど、実際には理系の大学に進学して企業の技術職でサラリーマンをやっている人が多いという学校もあります。

長い歴史の中で変化が大きい学校もありますし、Wikipediaの活用は参考の域を脱しませんが、一見の価値ありだと思います。