「夜のピクニック」は、まだ最後まで読んでいないのに、「もぉ、いい。返しておいて。」というので図書館に返却しました。
その後は、夏季講習だけ参加した英語塾が大変で、読書ペースが一気にダウン。読んだのは次の1冊だけです(あるところで紹介されていたので借りました)。
図書館で予約して受け取ったら、表紙のイラストが私の中にある重松清さんの作品と違います。不安になって息子に渡す前にネットで調べたら、“Xbox 360のゲーム「ロストオデッセイ」の中のサブシナリオをまとめた作品”とのこと。
「ゲームのサブシナリオ?」
と思いながら、
「重松清さんの作品なら問題ないでしょう。」
と思い息子に渡しました。
その後、この本について、我が家のリビングであった会話です。
息子が読んでいるのを見た夫が反応を示しました。

:「何を読んでいるの?」←息子が本を読んでいるだけでは声をかけない、ゲーム好きオタク人間の嗅覚が反応したと思われる

:「重松清さんの作品。ゲームのシナリオらしいよ。重松清さんって、こんなこともやっているんだね。この作品、知っている?」

:「(息子にむかって)面白い?」

:「短編がいっぱい。これ、本当にゲームなの?」

:「お母さんは、その作品もゲームも知らないからなんとも・・・。お父さんはゲームが好きだから、お母さんよりも知っているかも。」
:「Xbox、ロストオデッセイ、あぁ、、、うん、知らないなぁー。」

:「・・・・・」←引き続きスマホでなにやら調べている

:「へー!!!重松清っていろんな作品を書いているんだね。児童書のイメージが強いけど、R18も書いているんだって。官能小説も書いているらしい。これらの作品は最初は重松清以外のペンネームで書いていたけど、本として出版するときに重松清で出版したんだって。だから、重松清ファンの子とその親や、教育熱心な親が、筆者名で検索して片っ端から手配して悲劇が起こったことがあるんだって。出版社にクレームがきたこともあったんだって。おもしれー!」

:「・・・・・(阿保!)」

:「・・・・・。R18とか、なんとか小説って何?」

:「お父さんに聞いてね。」
:「(夫にむかって)重松清さんは10代向けの作品しか知らなかったけど、いろいろ書いているんだね。」←SF・ラノベ・アニメが専門の夫が重松清さんを知っているのか不明、作り笑いをしながらやまびこ返しをする

:「うん、本当、いろいろやっているみたいだよ。官能小説はシリーズ化されていて、」

:「へぇー。映画化されている作品もいっぱいあるって。」←私の中で、夫は重松清さんを知らないと確定
:「〇$×%△^*@#・・・・」←スマホでヒットしたページを読み上げている

:「・・・・・(イライライラ)」
それにしても、重松清さんがそんなに広く活躍しているとは知りませんでした。