どうもお疲れ様です。
また少し久しぶりのブログになってしまいました。
因みにですが、また病に伏せていたわけでなく(笑)元気に働いておりました。
二輪業界は冬は閑散期なので、この間を利用して部品形状や仕様の見直しをしてたんですが、思いのほか手こずりまして、、、気がつけば2月が終わり3月に。。。
先週末から急に暖かくなって長い冬が終わり春が直ぐそこまで来ている感がありますが、同時に例年通りですと繁忙期もすぐそこです。(笑)
ということで、(笑)とか言ってる場合ではなく、滞っている仕事を早く進めないとであります。はい。
さて。
冒頭の写真のシグナス グリファスとNMAXはブログ上は開発途中ですが、リアルタイムでは製品仕様が出来上がりまして、取り付け確認やらの取説やブログ用などの撮影へと進んでおります。
急に春になったもんだから、先週末の外での作業は暑いくらいでした。半袖になりましたが普通に汗出ますねー。冬が終わればそれはそれで寂しいような。。。なんだかよく分からん感情です。
取り付け写真などはまた追々紹介させてもらうとしまして、ブログはマフラー開発に戻ります。
実走テストにあたって、サイレンサーは構造違いの3種類を用意し傾向をみていきました。
結果、予想外にもかなりしっかり排圧が掛ける方が加速感が良く鋭くなる傾向に。
抜け切らなくて走らなくなると思ったんですが、しっかりとキビキビ走ります。。。
わからんもんです。
ただどれも60km以降の加速感はそこまで差が出ないかなて感じですね。
この時点で最高速までは試してないですが、やっぱり加速感の方が重視すべきだと思います。
そこで加速感の秘密兵器!
エキパイロングバージョンを装着です。
なんとなくエキパイの長さが稼がれていると速いようなイメージないですか??トルクが出そうな。
はい。実は私あります。(笑)
だから開発時は大半の車種でこのような管長を稼ぐ試みをしますが、、、良い結果に繋がったことの方が少ないと思います。。。
寧ろそういう先入観が邪魔するので、なるべくフラットな気持ちで開発に臨まないといけませんね。
そんなエキパイロングバージョン、今回のシグナスとNMAXではどうかと言いますとですね!
走ってみましたが、、、
あんまりわかりません。(笑)
いやマジです。
なんじゃそりゃ!と拍子抜けしたのは言うまでもありません。。。
エキパイは結局、普通の菅長で良かったのです。
あくまで今回のシグナス、NMAXにおいてですが。
エキパイロング仕様は懲りずにまた作ります。
マフラーの方向性は決まりましたので、詰めの作業に移ります。
排圧をかける仕様を採用するのはいいのですが、テスト用の仕様ですと音量、音質が静か過ぎるというか詰まってる感があり、走っていてどうも物足りない。
加速感を損なわないレベルで調整をします。
シングルエンジンのマフラーが良い音に感じるためにはやっぱり低音は欠かせないと思います。
シングルエンジン独特の破裂音とか高音が出ると耳障りで不快なので、
破裂音は排除してしっかり低音を効かせると。
そんなイメージを持って作り上げてですね、、、
いきなりまとめになってしまいますが、JMCAマフラー試験に行って合格してきたわけです。
もちろん、シグナス グリファスも合格しておりますよ。