新型モンキー125も作業に入ってます。 | BEAMS(ビームス) 開発ブログ

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二輪アフターパーツメーカー(ビームス)の開発担当です。
新製品の開発等、開発者の目線でブログを更新したいと思いますので、宜しくお願いします。

どうもお疲れ様です。


今日も新型スーパーカブC125、モンキー125の作業にあたっています。

前回ブログで先にマフラーの取り付け確認を行ったスーパーカブC125では、マフラーによっては取り付けが出来ないことが判明。。。


やはり新型エンジンというだけありまして、調べてみますと前型のエンジンからボア・ストロークも変わっていました。

具体的には内径×行程、前型エンジン52.4×57.9㎜から新型エンジン50.0×63.1㎜へとロングストローク化されて、圧縮比も上がってます。

これは厳しくなった排ガス規制に対応するため、冷却損失の低減、熱効率の向上等々を狙ってのことだと思いますが、この辺のことを詳しく語るには正直、私浅学でございます。(笑)

とにかくですね、マフラー屋さん的に重要な点はロングストローク化されるところです。


スーパーカブC125のパワークラシックNEOではちょうどそのロングストローク化分、数ミリズレて取り付け出来ませんでしたから。
では、モンキー125の方はどうでしょうか。
これもカブ同様、新型エンジンはロングストローク化されてるんですねぇ〜。内径×行程も全く同じです。
ということで、既存マフラーは種類によっては絶対付かないでしょう。。。

まずは一番取り付かないであろう、パワーオーバルSTD-LOOKを確認してみます。
このマフラーはノーマルマフラー同様の固定法で車体とバチバチに合わないと取り付け不可。
取り付けで調整は効き難いです。
そして組み立て、溶接にも精度が求められるマフラーです。
というこで、やっぱりロングストローク化の新エンジンには取り付きません。(涙)
全く合わない。。。
試しに前型のノーマルマフラーがあったので取り付けてみましたが、付くわけもなく、、、

だがしかしダウンタイプのマフラー、R-EVOはある程度調整が効くので取り付けできるんではないかと!
R-EVOは付いてくれました。
良かった。
フレームとエキパイの隙間が狭くなった箇所はありますが、許容範囲でしょう。

うん。オーソドックスなダウンタイプのマフラーも良いですねぇ〜。
因みにモンキー125ではカーボンサイレンサーが人気だったりします。
なんかわかる気がするというか(笑)

ノーマルマフラーを外して寂しくなった部分にはご一緒にサイドカバーもどうぞ。(笑)
弊社でご準備ございます。別売ですが、、、。
板曲げタイプではありますが、なるべく立体的に見えるよう加工を施し、お求め易いリーズナブルな価格を実現。これも実は結構な人気商品だったりします。
ありがとうございます。

サイドカバーがあるとグッと締まりますねー。

若干話が脱線しましたが、取付確認は終了。

後もう一種類のアップマフラー、CORSA-EVOⅡも取り付け不可でした。。。

モンキー125用の三種類のマフラーの内、無事取り付いたR-EVOはパワーチェックに移りたいと思います。

その模様は!
また次回以降ということで宜しくお願い致します。

それでは今日はこの辺で失礼して作業に戻ります。