クロスカブ110 キャブトンマフラー パワーチェック | BEAMS(ビームス) 開発ブログ

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二輪アフターパーツメーカー(ビームス)の開発担当です。
新製品の開発等、開発者の目線でブログを更新したいと思いますので、宜しくお願いします。


どうもお疲れ様です。
昨日もそうでしたが、今日も突然の豪雨です。オマケに雷も、、、。午前中は上の写真のように気分爽快な天気だったんですけどね。
ここ数年の夏の暑さは熱帯気候、まるで東南アジアのスコールに見舞われているかのような豪雨。一昔前の夕立ってこんな凄かったですかね??そんなことなかった気がするんですがね。。。
まぁ言ったところで何ともならんのですが、ホント異常だなぁと思ってしまいます。

今週末に鈴鹿サーキットではミニモト4時間耐久レースが開催されますが、、、残念ながら雨っぽいですね。。。
イベント時の雨ほど悲しいもんはナイっす。

そんな不安定な天気が続いておりますが、昨日のJMCAマフラー試験は無事終わりましたので、今日早速合格したマフラーの書類申請をしておりました。

これから撮影だったり量産の準備に入っていきますが、部品によっては形状なんかがまだまだ詰めきれてない物もありますし、少し時間がかかりそうです。
試験に合格はしたものの、作業は一山越えたような、越えてないような(笑)、、、まだまだスッキリしてない感じです。

さて、今日は昨日言っておりましたベンチテスト、クロスカブ110編をご紹介しようと思います。

既にリリースしているR-EVOを開発する際にベンチテストを行ってデータは取れており、今回のキャブトンマフラーではエキパイの径や長さサイレンサー構造も外さないところがわかってますので、一からとは全然違います。
なので、当たり前ですがかなりスムーズにいきました。

もういきなり比較グラフを載せます。
それがこちらです↓
青線がキャブトンマフラー、そして赤線がノーマルマフラーになります。

キャブトンの見た目はクラシカルであまりパワーは出てそうにないですが、、、このマフラーでは実際は出てます。(笑)
羊の皮を被ったマフラーとでもいいましょうか。
ピークでは約1ps上乗せ出来てますから、それってこの排気量、このエンジンではなかなかのことだと思います。
グラフも良いですが、もちろん実際乗ってもかなりいい感じですよ。音もしっかり低音効かせてますし。

ということで、このキャブトンマフラーは治具作って撮影準備、量産体制を整えていきたいと思います。

それでは今日はこの辺で失礼させていただきます。

また宜しくお願い致します。