Z900RSのマフラー試験、昨日終えました。
ホントに寒くて過酷な1日でした。
参加された皆様お疲れ様でございました。
加速騒音規制値82dBのところ83dBを叩き出し、不合格!!となってしまいました。
、、、。ヤバイ。が、まぁ半分想定内です。
もうワンパターンのサイレンサーを持ち込んでましたので、そちらで再試験をさせてもらいました。
ここで落ちたら後がない。
結果、規制値ギリギリで合格することができました!
まあ落ちたら落ちたで、来月に再チャレンジしたらいいんですが、マフラー構造など大きく変更する必要が出てきますから、合格するしないではエライ差です。
ーーー、と一安心な本日です。
以上、合格のご報告でした。
しっかり出てます。効果有りです。もう少しなんとかできそうです。
てか、じゃあハナから4-2-1タイプで作ればいいじゃないか!となりますが、残念ながらそう簡単にいかないんです。。
答えはココにあります!
意味わかりにくいですね。笑
コチラZ900RSの純正マフラーですが、集合部の後ろにO2センサーの取り付け部があって、さらにその後ろボコッと膨らんでますが、ココが触媒だと思われます。
デカいです。昨今の厳しい排ガス規制ではこのようなサイズにせざるを得ないところですが、、
4-2-1にした場合は、、、例えばCB1300で見てますと、、
計3つの触媒が入ってます。
これだけしないと排ガス規制に対応できません。
でやはり、触媒の数を使うということはそれだけコスト増につながりますし、また同時にエンジン側に近い部分の触媒は4-1タイプほどサイズを大きくできません。となると浄化性能を高める為、蜂の巣(セル部分)も細かいものを使わざるを得なくなってくると一概に4-2-1が優れてるとも言えなくなってきますね。。。
非常に悩ましい。。。
また他にはリアサイレンサーを大型化しないと騒音規制にも対応できませんから、そこもまた悩ましい。。。
まあそのような絡みで諸々悩んだわけですが、今回は車両下にもサブサイレンサーを仕込むスペースもありますし、弊社フルエキでも4-1タイプを選択しました。
で、折角ですのでさっきの仕切り有のフルエキとノーマルマフラーの比較をしてみます。
ちょっと中速域は失われたましたが、中高速域は改善できました。
こんな感じで触媒の種類の選定や搭載位置はシビアに現れます。
同時にもちろん排ガス規制に通ることが求められるわけですから、浄化効果が薄い位置にも搭載できないわけで、、、何かと難しい昨今のマフラー事情です。
今日はそんな感じです。
フルエキはもう少し頑張ってますのでまた紹介します。
また宜しくお願い致します。