オトナのスリッポン
こ数年夏の休日履きとして大活躍しているRIVIERASのスリッポン。
いわゆるエスパドリーユ系のスリッポンは世の中にたくさんありますが、自分は80年代に少し流行ったKEDSのチャンピオンオックスフォードのスリッポンのような雰囲気もある、このリビエラのスリッポンが一番しっくりきます。
リビエラと言えばフロントがメッシュのタイプが定番ですが、履き続けるとメッシュが伸びてきてフィッティングが少しユルくなるのと、見た目も幅広に見えるのが唯一の欠点。
上の画像にあるデニムとスエードのものはその欠点を感じないのと、スニーカー的な見え方もするので数年履いてみて個人的にはメッシュじゃないほうがいいかなと思っていました。
そんな時に店舗スタッフから夏場に軽く履けるキャンバスのスリッポンを展開したいという声があがり、展示会で探すとレザーのスリッポンはかなりあるのですが、キャンバスのスリッポンは意外と見つからないんです。
個人的にはイタリアで売っていたSUPERGAのスリッポンもいいかなと思い、代理店に問い合わせてみると日本での展開はなく、オーダーするとかなり大きなミニマムがあるので無理でした。
そんな時にふとひらめいたのが、リビエラのフロントをメッシュではなくキャンバスにすればスニーカーっぽく見えるのではないかと思い代理店に確認すると、本国ではメッシュではなくフロントもキャンバスのモデルがあるとのこと。
それならば、そのモデルがいいのではと思ったところ、BRILLAのディレクターの無籐からソールの横に入っているステッチが気になるという意見があり、大きな別注ミニマムが発生するのですが、ミニマムよりも完成度重視でステッチの入らない仕様に変更しました。
細かいところまでこだわるのがBEAMS魂なので、カジュアルなスリッポンでも妥協はできません。
そして、出来上がってきたのがコレです。
フロントがメッシュのものに比べると、格段にスニーカーぽさが増したと思います。
ソールのサイドのステッチもなくなりシンプルになりました。
この仕様にして正解でした。
この別注のリビエラ、ファイブポケットやドローコードのパンツ、カーゴパンツ、ショーツなど、色々なパンツとよく合います。
キャンバスのスリッポンと言えばVANSが日本では大人気ですが、それとはまったく違う大人っぽさがあります。
このブログの読者でVANSのスリッポンを履いたことがない人は、キャンバスのスリッポン自体履いたことがないという人が多いのでは・・・
そんな方にも是非オススメしたいスリッポンです。
ネイビー以外にもホワイトがあります。
ちなみに、私はネイビーを購入しました。
休日にドローコードのパンツに合わせるのに購入しましたが、このところの猛暑に我慢できず会社にもドローコードのパンツを履いてきているので、最近は休日だけでなくウィークデーにも履いています。
ありそうでなかったオトナのキャンバススリッポン。
リビエラ好きの私が別注したのも説得力があるのでは・・・
ご興味のある方は是非最寄りの店舗でお試しください。
あまりにも暑いのでリラックス感のあるリネンのカプリシャツを購入しました。
MASSIMO D’AUGUSTOのカプリシャツは2枚目。
色々なプルオーバーシャツを試着しましたが、個人的にはこれが一番でした。
次回のブログで紹介する予定です。