2021年初出勤 | ELEMENTS OF STYLE

2021年初出勤

 

明けましておめでとうございます。

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

年末年始は新潟に帰省せずに東京で過ごしました。

 

18歳で上京してから東京で年を越すのは初めて。

 

今年は年明けのイタリア出張もないので、気忙しさもなく本当になにもしない正月でした。

 

年明け初出勤は1月4日、初仕事はMEN'S CLUBさんの取材でした。

 

 

 

私の20代から40代までのスタイルの変遷を当時の写真を見ながらお話しました。

 

 

正月に自宅で探した大学生から40代後半までの写真はこの6枚。

 

3枚掲載されるようですが、自分では決められないのでエディターさんにお任せしました。

 

自分で言うのもなんですが、あらためて見てみると着ているモノのテイストが30年間大きく変わっていません。

 

自分のスタイルは大まかに言うと、アメリカ→フレンチ→ブリティッシュ→イタリアという変遷ですが、いつの時代も基本はトラッドとクラシックなので、ファッションに興味がない人が見れば、ずっと同じスタイルと思われるかもしれません。

 

おそらくファッション業界でこれだけ変わらない人も珍しいかもしれません。

 

ファッション業界で長く仕事をしていると、どうしても業界人ぽくなってしまい、個性的で業界人うけしそうなスタイリングになる人がとても多いです。

 

それが我々の業界では、いわゆる洋服屋っぽいということになるのですが、私はもともとそういう意識が全くないので、常にアップデートすることは心がけていますが、自身のスタイリングが大きく変わることは今までもありませんでした。

 

よく言えば、時間をかけてゆっくりと変化していくのが自分のスタイルということです。

 

悪く言えば、洋服屋っぽくないということでしょうか・・・

 

仕事的でもバイヤーの嗜好が変わった途端に品ぞろえが変わり、お客様が離れていくというのを他社で今まで何度も見てきたので、私の仕事は”軸をブラさず古臭くならず” ということを常に大事にしてきました。

 

それはこれからも変わらないと思います。

 

要は、独りよがりにならずお客様に喜んでいただけるものを提案して行くことが大事ということなのだと思います。

 

 

 

 

 

年明け初出勤はスーツにタイドアップと思っていましたが、メンクラさんのテイストではないのでジャケットコーディネートにしました。

 

 

 

ヘリンボーンのツイードジャケットにウェスタンシャツを合わせ、ストライプのネクタイという、80年代のBEAMS風のコーディネートにしました。

 

ジャケットは2018年に購入したERNESTO。

 

 

2019年1月のPITTIでも着ていました。

 

この時はシャンブレーのタブカラーにオレンジのストライプタイを合わせていました。

 

3年目に入りましたが、今でも飽きることなく出番の多いジャケットです。

 

シャツは昨年の春に購入したBOLZONELLAのシャンブレーのウエスタン。

 

パンツは昨年の秋に個人オーダーしたGERMANOのグルカパンツ。

 

靴は10数年前に購入したクレバリーのクレープソールのチャッカブーツです。

 

そして、ネクタイは2021年春夏のGIERREのストライプ (品番 2155-0878 カラー番号 79)

 

 

 

ベージュ系のジャケットやスーツによく合うカラーリングのストライプです。

 

ブレザーやネイビージャケットに合わせてもいいですね。

 

ジエレのストライプは毎シーズン刺さる色柄が必ずあります。

 

このネクタイ、今月入荷する予定ですので、ご興味のある方は最寄りの店舗にお問い合わせください。

 

私のおススメのネクタイです。

 

 

 

 

 

ということで、2021年が始まりました。

 

このブログも11年目をむかえますが、これからも皆さんに楽しんでいただけるようなブログにしていきたいと思います。

 

コロナ禍で緊急事態宣言も出る大変な状況ですが、ネガティブにならずバイイングも企画も皆さんに喜んでいただけるものをしっかりやっていきたいと思います。

 

本年もBEAMSをご贔屓いただけますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PITTI UOMOがないので、PITTIっぽいことをやってみました(笑)。

 

 

 

是非ご覧ください。