SEIKOアンティークと復刻モデル | ELEMENTS OF STYLE

SEIKOアンティークと復刻モデル

 

以前このブログでも何度かご紹介した、義父が営んでいた時計店に眠っていたSEIKOのアンティークの時計。

 

手に入れてから色々調べてみると、50年代や60年代のセイコーはなかなか奥が深く、そのストーリーを知れば知るほど愛着がわき、最近よくつけています。

 

今日はその中で特に気に入っている4本と、今欲しいと思っている特別なセイコーの時計をご紹介します。

 

 

 

 

 

GRAND SEIKO DIASHOCK 5722-9991

 

 

 

 
1967年に発売されたグランドセイコーのセカンドモデルで、太めのラグが特徴です。
 
程度がいいものだとアンティーク市場で20万円弱の価格で売られています。
 
リューズが抜けて無くなっている状態でセイコーにメンテナンスしてもらい、さすがに当時のリューズはもうないので流用パーツを使い復活しました。
 
セイコーからは「今のグランドセイコーの精度は期待しないでください」というコメント。
 
今のグランドセイコーは、スイスのマニファクチュールにも一目置かれる存在なのは知っているので、それは自分も充分に理解しています。
 
手巻きで薄型なので、最近ダークスーツにあわせてよくつけています。
 
 
 
 

 

 

KING SEIKO DIASHOCK 4402-80000

 

 

 

 

グランドセイコーに継ぐ高級モデルだったキングセイコーの中でも、裏蓋が盾メダリオンと呼ばれるモデルです。

 

1965年製のようです。

 

よく見るとエンブレムの真ん中に見たことがあるような王冠マークが・・・

 

ケースは金張りですが状態は良く動作も問題ありません。

 

薄いブラウンのクロコダイルのストラップを着けたのですが、昭和の成金おじさん時計のように見えてしまい、なかなかあう洋服がないので、ストラップを普通のカーフのダークブラウンに替えようと思っています。

 

 

 

 

 

 

SEIKO GYRO MARVEL

 

 

 

 

1959年に開発されたセイコーの2代目の自動巻き時計です。

 

国産腕時計で初めてローター部分にベアリングを採用したセイコーの自動巻きの基礎となった時計です。

 

この時計は1960年に生産中止となったので、1年間しか存在しなかったモデルということになります。

 

ケースは金張りでラグが八の字に広がっているのが特徴です。

 

90年代後半ごろに購入したカミューフォルネのリザードのストラップをつけて、スーツスタイルにあわせてつけています。

 

ドーム型の風防がこの当時の雰囲気を醸し出していてとても気に入っています。

 

 

 

 

 

 

SEIKO SUPER

 

 

 

 

セイコースーパーは1950年に誕生した、セイコーで初めてのセンターセコンドをもつムーブメントを採用したシリーズです。

 

SEIKOの文字の上にSマークがつくモデルはネットでも多く見られるのですが、このシンプルなSEIKOマークだけのものはほとんどないので、正確な製造年はわかりませんが、いずれにしても70年くらい前の時計なのは確かです。

 

私が持っている時計で一番古いものであることは間違いありません。

 

金張りのケースの状態も良く、動作も問題ないので、この時計もスーツにあわせてつけています。

 

50年代の時計は衝撃に弱いらしく、色々なところにぶつけないように気をつけています(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

この4本以外にも数本持っていますが、特に気に入ってよくしているのがこの4本。

 

思いがけず手に入ったセイコーのアンティークですが、それ以降セイコーに興味がわいてアンティークだけでなく、BEAMSの別注モデルや現行のGRAND SEIKOなどもよくチェックしています。

 

そんな俄かセイコーマニアな私が今欲しいセイコーの時計があります。

 

 

SEIKO PROSPEX 1965 メカニカルダイバーズ復刻モデル

 

1965年に誕生した国産初のダイバーウオッチである ”SEIKO MECHANICAL DIVER'S” をBEAMS JAPANの別注として復刻させました。

 

当時のデザインを可能な限り忠実に再現しながらも、素材やムーブメントなどは現代の高級機のレベルにアップデートさせています。

 

世界限定300本(シリアルナンバー入り)。

 

世界中にコレクターがいるセイコーのヒストリカルモデル。

 

これは欲しい。

 

あとは懐具合と相談・・・

 

この前時計買ったばかりなんです。

 

悩みます・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週土曜日はチャリティープロジェクト SIAMO VICINIのイベントで、新宿伊勢丹 メンズ館でお客様のご案内をさせていただきました。

 

 

 

伊勢丹のバッチをつけたレアな画像です(笑)。

 

ちなみに、私とディスプレイがしているのがBEAMSのネイビータイ

 

 

 

 

 

緯糸にネクタイとして縫製できる織り密度の極限まで打ち込みを入れたシルクは、美しい綾の光沢感としっかりとしたハリが特徴です。

 

ノットがとても立体的になり、打ち込みのしっかりしているので緩みにくいのも特徴です。

 

生地だけでなく、大剣裏は古い英国のビスポークタイの仕様を取り入れました。

 

生地、縫製、デザイン全てにこだわり抜いたネイビータイです。

 

https://www.beams.co.jp/item/beamsf/suit/21550743380/?color=79


予約販売となりますので、是非ご予約お願いいたします。