
JAPAN DENIM 2
以前このブログで紹介した、RIZOLUTEのファイブポケットを購入してから、いわゆるJAPAN DENIMブランドに対する興味が深まり、以前から少し気になっていた日本のデニムブランドのファイブポケットを購入しました。
107はIVY FITという細身のストレートモデルです。
リアルアイビー世代の自分にとっては、IVY FITというモデル名だけで気にはなっていましたが、実際に試着してみると細身のストレート言うほど細くはなく、細くも太くもなく丁度いい太さのストレートという感じです。
オアスロウのホームページを見てみると、”60年代の東海岸のアイビーリーガ―をイメージして企画したモデル” と書かれているので、リーバイスの505のイメージで作られたモデルなのかなという印象です。
いずれにしろ、ジップフロントはオッサンにとっては楽でうれしい仕様ですね(笑)。
オアスロウはリゾルトのようにレングスのサイズが揃っていないので、丈の長さはお直しであわせなくてばなりません。
丈詰めをすると裾幅がオリジナルと変わることを気にされる方もいますが、このモデルは自分の丈に合わせると裾幅が18.5㎝くらいになり、ジャストレングスで購入したリゾルトとほとんど変わらないので、裾幅の調整は必要ありませんでした。
裾のステッチは綿糸のチェーンステッチにしましたが、お直し屋さんに綿糸がなく、糸を取り寄せてもらってからお直ししたので、すこし時間がかかりました。
何度か穿いてシルエットも気に入ったので、リゾルトと同様にホワイトデニムも欲しくなったのですが、BEAMSでは展開がなく、ネットでもあまり売っていないので色々調べたところ、今シーズンはなんとホワイトデニムを展開していない・・・
フレンチの流れが来ているので、ホワイトデニムは必須と思うのですが、カジュアルの世界ではドレスほどフレンチの流れはないので、ホワイトデニムはそれほど重要ではないようです。
ということで、同じ107のIVY FITのホワイトデニムはネットで探して購入しました。
このモデルが本当にリーバイスの505をイメージして作られたモデルであれば、80年代にBEAMSのスタッフがフレンチアイビーのマストアイテムとして穿いていた、リーバイス505のカツラギのホワイト(生成)的なイメージもあるので、自分にとっては懐かしさも感じるデニムです。
購入したリゾルトの710モデルと比べると、シルエットは似た感じですが、腰回りはオアスロウの方が余裕があります。
リゾルトは前身が狭いので、フロントポケットに手を入れようとするとかなりタイトですが、オアスロウは手入れが楽です。
実際に購入して履き比べてみると、リゾルトは瘦せている人に向いていて、オアスロウはお腹が出ている人でもカバーできるパターンで作られているように感じます。
デニムはリゾルトの方がマニアックかなというのが個人的な印象です。
ということで、この二つのジャパンデニムブランドのファイブポケットをしばらく穿いていこうと思います。
ちなみに、今まで穿いてきたSIVIGLIAのファイブポケットも穿きます。
ファイブポケットでスラックスのような美脚シルエットというのは、くせとりができるイタリアブランドでないと作れないので、それは日本のデニムブランドのモノづくりとはまた別モノというのが自分の見解です。
最近アメリカ風のデニムが気になるけど、古着は苦手だし現行のアメリカブランドもピンとこない、という人にはおススメの2ブランドです。
ORSLOWの107 IVY FITはBEAMSのカジュアル店舗で展開していますので、ご興味のある方は是非ご試着してみてください。
最近私のカジュアルスタイルを見たいというコメントをSNSでよくいただきますが、休日のカジュアルスタイルは基本的に超シンプルなので、皆さんに見ていただくほどのものでもないというのが正直なところです(苦笑)。
若いころはジャケットにファイブポケットにレザーシューズというコーディネートが好きでよくしていましたが、いまジャケットにファイブポケットをあわせると、なんとなく無理している感じがするので、あまり人前ではしません。
なので、今は顔なし、全身なしの、このくらいが皆さんにお見せできる限界です。
リアルフレンチアイビー世代なので、実はブレザーにホワイトデニムをあわせるのが大好きです。