少しだけウェスタン | ELEMENTS OF STYLE

少しだけウェスタン

 
数年前に購入し、それ以来気に入ってずっと使っているANDREA D’AMICO(アンドレア ダミコ)のコンチョベルト。
 
 
 
 
 
 
剣先にひとつだけコンチョが付いているのが特徴で、カジュアルなパンツに合わせると少しだけアクセントになってなかなかいい感じなんです。
 
 
このベルト数年前に自分がかなり気に入ってオーダーし、このブログでも紹介したのですが、正直言って、それほど売れませんでした・・・(苦笑)
 
 
当時はウェスタンベルトが人気で、派手めなバックルでチップ付きの剣先を垂らすようなスタイルが流行っていました。
 
 
その流れも落ち着いてきたころに、もう少し控えめなウェスタン調のベルトが必要で、自分自身もそういうベルトが欲しいなと思いオーダーしたのですが、今となっては少し早すぎたのかなと思っています。
 
 
それ以降もこんな ”少しだけウェスタン” な雰囲気のベルトをやりたいなとずっと思っていたのですが、他のブランドにはなかなかなく、結局少しアップデートさせてアンドレア ダミコで復刻させました。
帯は当時と同じオイルドレザーで色はブラックとダークブラウン。
 
 
コンチョは当時と同じものを探してもらい付けました。
 
 
バックルは以前展開していたものは少し細目で、全体の雰囲気と比べるとボリュームが不足していると感じたので、アンティーク調のバックルに変更しました。
 
 
ただし、これを再び展開するテーマが ”少しだけウェスタン“ だったので、あえてウェスタン色の強いバックルにはしませんでした。
 
 
オイルドレザーの一枚革のレザーにコンチョをひとつだけ付けることで、ファイブポケットからチノパン、カーゴパンツ、ジャケットコーディネートまで、幅広いコーディネートできるのがこのベルトの特徴です。
 
 
昨今イタリアのベルトブランドのコレクションを見ると、ウェスタン色が強いバックルに大きめのコンチョが付いているベルトも結構あるのですが、正直押しが強すぎて、それを今のスタイルに落とし込むには上級者的なテクニックがいるなというのが正直なところ。
 
 
イタリア人のスナップを見ると、アメカジ風のスタイルで派手なウェスタンベルトをしている人も結構いますが、個人的には似合っている人があまりいないなという印象なんです。
 
 
まあ、イタリア人はもともとウェスタンが大好きなので、昔からウェスタンベルトやウェスタンシャツの流行が何度も繰り返されてきていますし、自分が89年に初めてミラノに出張に行った時にミラノのERAL55にも、たくさんのウェスタンブーツがウィンドウにディスプレイしイされていたのを今でも覚えています。
 
 
自分は子供のころ(1970年代)にテレビでマカロニ ウェスタンと言われたイタリアの西部劇の映画を見ていたので、イタリア人のウェスタン好きとマカロニウェスタンが、この仕事をして初めて自分の中で繋がったのです。
 
 
話が少しそれましたが、ウェスタンシャツの流れも再び見えるなか、派手すぎない ”少しだけウェスタン” なベルトはいかがですか。
 
 
デニムにもチノパンにもミリタリーパンツにも合わせられるのもいいところ。
 
 
もちろん私の肝いりでオーダーしたベルトなので、私は2色買いします。
 
 
ご興味のある方は是非BEAMSのオンライン ショップをチェックしてみてください。
 
 
この ”少しだけウェスタン” なさじ加減に賛同していただいた方には是非おすすめしたいベルトです。
 
 
私にとっては二度目のチャレンジですが、自分が実際に使って気に入っているものを二度も展開できるのは嬉しいことなんです。
 
 
もちろん、売れたらもっと嬉しいですね(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
非常事態宣言直前にオーダーしていたシャツとジャケットとスーツが上がってきました。
 
 
個人的にずっと欲しかったドレスゴードンのタブカラー。
 
 
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ネイビーのニットタイを合わせたりノータイでも。
 
 
 
 
 
ジャケットは地味め?
 
 
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ブラウンとブラックのグレンプレイド。
 
 
ブラックのポロと合わせてもいいかなと。
 
 
 
 
 
 
スーツはダークグリーンのグレンプレイド。
 
 
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しっかりした英国のフレスコなので仕立て映えがいいです。
 
 
グレーとミックスした生地なので派手さはありません。
 
 
早く着たいですね。
 
 
今はじっと我慢の時です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もうすぐ布マスクが2枚届きますが、マスクがないときにお役に立てばと思い。
 
 
 
 
 
是非ご覧ください。