ミリタリーテイスト
昨年の春に知人から紹介されたアウターブランド。
ミラノのセレクトショップのBRIAN & BARRY(ブライアン&バリー)で数年前から展開されていたので、ブランド自体は知っていたのですが、コレクションを見たのは初めて。
展示会を見てささったモデルがあったので自腹買いして秋口から着ていました。
いわゆるファティーグシャツとかファティーグジャケットと言われる類のものですが、デザインのベースはアメリカの陸軍士官学校で支給されるミリタリーシャツ(アカデミーシャツ)がイメージということ。
実際に着てみると、本物のミリタリーものや古着を着ない自分にとっては、いま持っている服に無理なく合せられる丁度いいバランス。
と言いうことで、自腹買いしたこのモデルをベースに、少し別注を加え今シーズン展開することにしました。
M.I.D.A(ミダ)
https://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/jacket/24161408559/
別注ポイントはまず素材、もともとはポリエステルとナイロンの混紡素材から作られたマイクロファイバー糸を高密度に織り上げて生地でしたが、春夏には少し生地が厚く着られる期間が短いので、もう少し薄くて軽いナイロンのオックスフォードのような生地に変更しました。
さらに色はオリーブは少し薄くて、ネイビーは青みが強いので、上の画像のように定番のミリタリーグリーンとダークネイビーに変更しました。
そして、胸のマークの色も変更。
もともとはこんな感じでかなりブランドネームが目立っていました。
かなりイタリアっぽい・・・
それを少し本物のミリタリーっぽく変更。
リアルな色目を参考にブランドネームが目立たないように変更しました。
そして、ブランドネームが表に出るのが嫌な人は、ミリタリーものと同じくベルクロでとめてあるだけなので外して着てください。
ちなみに、私は外して着ています。
数年前はミリタリーテイストのアウターと言えば、せいぜいM65と言う感じのPITTI UOMOでしたが、ここ数年はこんな感じでファティーグシャツやジャケットを着た人をかなり見かけるようになりました。
リアルなミリタリーものを着た人もいれば、それ風のミリタリーテイストのものを着た人もいて人ぞれぞれという感じです。
ひとつ言えることは、画像を見てもわかる通り ”さらっと着ている” こと。
なので、私もこんな風にさらっと着ています。
グレーのスウェットにホワイトデニムとスニーカー。
今日はこんな格好で出勤しています。
実際に着ている画像はお恥ずかしくてお見せできません(笑)。
ご想像ください。
ミリタリーものは気になるけどリアルなものや古着は苦手という方も多いというのはショップスタッフからも良く聞く話。
以前はASPESIがそのような方たちにとって丁度いいテイストのものを展開していましたが、本国も日本も色々な事情があってタイミング的に展開が少なくなっている状況。
あとは、BUZZ RICSON'SやORSLOWのような日本のブランドのものもありますが、読者の皆さんにはなじみのない方も多いと思います。
なので、気軽に気楽にミリタリーテイストを取り入れたい方にはおすすめしたいシャツジャケットです。
本物志向の人にはおすすめしません(笑)。
私もリアルなものが似合わないから着ないだけ。
もう少し体格が良くて顔が濃ければ少しは似合うだろうなと言うのが正直なところです。
少しはラギッドなものが似合う男になりたいものです(苦笑)。
ちなみに、ハンティングジャケット風のモデルもあります。
https://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/jacket/24161407559/
こちらも合せて最寄りの店舗で是非ご試着してみてください。