4ポケット ジャケット
年明けからイタリア出張の話ばかりでしたので、今回は春夏のアイテムについてお話したいと思います。
ここ数年、カジュアルジャケットの定番となった4ポケット ジャケット。
サファリ、ミリタリー、アウトドア、ワークと、様々なテイストの4ポケットが存在します。
さらに、それらのテイストをミックスさせたものも多く、今やドレス系のカジュアルジャケットとしては定番化しているとも言えます。
春夏のバイイングを行った昨年の6月のPITTI UOMOの会場でも、4ポケット ジャケットを着た人たちがかなり増えていました。
BEAMSの名カメラマン?が撮ってきたスナップがありますのでお見せします。
ご覧のように、様々なテイストの4ポケットジャケットを着た人がかなり増えていました。
コーディネートも様々で、Tシャやポロシャツと合わせたり、シャツと合わせたり、タイドアップした人も見られます。
アジア勢はショーツを合わせたりもしています。
コーディネートの決まりごとがなく、自由にコーディネートできるのも4ポケット ジャケットの良いところですね。
今やアウターブランドだけでなく、テーラード ブランドやシャツ ブランドまで、4ポケット ジャケットを展開していないブランドはないと言っても過言ではないでしょう。
これだけ4ポケットジャケットが広がった理由は、サファリ ジャケットやミリタリージャケットがトレンドとして浮上してきたこともありますが、クラシックなスタイルが軸にある彼らにとって、コーディネートしやすく新しく見えることが、取り入れるべきアイテムとして広がったのだと思います。
以前、MEN'S EXの私の連載でも紹介しているので、すでにお持ちの方も多いと思いますが、まだお持ちでないという方は、今シーズン是非チャレンジしていただきたいと思います。
4ポケットジャケットを着たことがないという方は、まずベルトのないタイプを選ぶと良いでしょう。
上の画像でもわかるように、ベルトの付いているタイプは、ベルトの結び方やフロントの合わせ方で印象が変わるので、こなれた感じで着こなすにはある程度テクニックが必要になります。
もちろん、ベルトを結ばずに無造作にポケットに突っ込むのもいいですが、それでは落ち着かないと言う人も多いようです。
ちなみに、読者の皆さんが最も馴染のある4ポケット ジャケットはM65タイプだと思いますが、昨今の4ポケット ジャケットの流れは襟が付いているものなので、立ち襟のM65は今の流れと少し違うと言う事はお伝えしておきたいと思います。
ミリタリージャケットであれば、M43タイプがおすすめです。
4ポケットジャケットの流れは2019秋冬も続いているのでご安心ください。
と言いますか、すでに定番化しているので、もはや流れもなにもないと言うのが正直なところです。
BEAMSでも今シーズンはかなり多くのバリエーションで展開します。
ORIAN
https://www.beams.co.jp/item/beamsf/jacket/21161542837/
FORTELA
https://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/blouson/24180271689/
CINQUANTA
https://www.beams.co.jp/item/beamsf/blouson/21180103837/
EQUIPE 70
FINAMORE
是非最寄りの店舗でご試着してみてください。
最後にウチのイケメン達の4ポケットジャケットの着こなしを。
高田はシンプルに、西口はちょっとテクニックを使って、という感じですね。
イケメンはなに着ても似合います。
羨ましい。
2019年春夏 トレンド解説動画Vol.2アップしました。
今回はスーツ編です。
是非ご覧ください。