2018年 最後の買い物。
昨日が仕事納めでした。
夕方からある大事な撮影があり、終わったのが20:00。
年末の挨拶をするスタッフたちの退社を見送りつつ、それから片付けなければならない仕事していたら結局終わったのが24:00近く。
オフィス全館で私が最終退出者でした。(苦笑)
プレスのYさん、Kさん、来年はこんなバタバタな年末に大事な撮影入れないでくださいね。(笑)
と言うことで、今日は家の大掃除の合間にブログ書いています。
今回は年内最終の買い物についてです。
今回も少し蘊蓄ありますのでお付き合いください。
SIVIGLIAのファイブポケット。
以前購入したスリムフィットのモデルではなく、CORE 2Dという股上が深く少し太めのシルエットのモデルです。
昨年コーデュロイで同じモデルを購入してかなり気に入ったので同じシルエットのデニムも欲しくなり購入しました。
股上の浅いスリムフィットのデニムは数本を残して断舎利してしまったので、今の流れにあったシルエットのデニムは私にとってなくてはならないモノでした。
ストレッチの混率は1パーセントなので、ノンストレッチのデニムの雰囲気を残しながら快適な穿き心地です。
ファイブポケットもパンツ同様にシルエットは太くなってきています。
BEAMSでもこの少し太めのモデルを好むお客様がかなり増えていて、同時に古着のLEVIS501や505やドメスティックのデニムブランドのストレートモデルを穿く方も増えてきているので、ファイブポケットも随分流れが変わったなという印象です。
パンツ同様にさすがにピタピタなシルエットを古く感じる人が増えてきているということですね。
パンツ同様にさすがにピタピタなシルエットを古く感じる人が増えてきているということですね。
そのような状況を考えても、このシビリアの適度な太さは脱スリムフィットには丁度いいシルエットだと思います。
ご興味のある方は是非ご試着してみてください。
因みに、裾の直しはチェーンステッチにしました。
イタリアブランドのデニムなのでこだわるポイントが違うかなとも思ったのですが、直し代もそれほど高くないのでチェーンステッチにしました。
洗っていくと独特のアタリが出るのでプラス数百円の投資は無駄ではないですね。
DRAKE'Sのグレンプレイドのタイ。
もともとグレンプレイドのネクタイは大好きなので何本も持っているのですが、ここまで大柄なグレンプレイドは初めて。
ネイビーのストライプやウインドウペンのスーツに大柄のグレンプレイドのネクタイを合わせたかったので、今シーズンどうしても欲しかった一本です。
最初はネイビー×ホワイトのグレンプレイドと思っていたのですが、よく見るとグリーン×ホワイトなんです。
グリーンと言ってもブルーを混ぜたようなグリーンなのでネイビーにかなり近く見えるのですが、それが唯一迷ったポイント。
今シーズン展開しているグレンプレイドのタイの中で、これが一番いいという確信が持てるまで何度も店舗でコーディネートして、やっとこの時期になって購入に至ったというわけです。
合わせるスーツはこのあたりですね。
幅広のストライプとウィンドウペンのスーツに大柄のグレンプレイのネクタイは、自分的には80年代のアメリカンブリティッシュのイメージなんです。
いまのスーツは世界的に見てもイタリアのテーラーリングが主流なのは間違いないのですが、そこに英国や米国的なエッセンスを取り入れるのが今の流れで、私自身もそのようなスタイルをコーディネートに取り入れることが大事だと感じています。
なので、このグレンプレイドのタイは1月のイタリア出張にも持って行こうと思っています。
こういう ”英国由来米国調?” のようまネクタイは結構イタリア人のウェルドレッサー達に ”ELEGANTE” と褒められるものなんです。
BEAMS F オリジナル ロンドンストライプ ワイド
最近はずっとワイド以外の襟のシャツを購入していて、ひととおりバリエーションも揃ったので、オーソドックスなロンドンストライプのワイドが欲しくなり、ストライプの幅と色のトーンがイメージどおりのこのシャツを購入しました。
持っているベーシックなストライプのシャツは細めのキャンディーストライプのシャツが多いので、もう少しストライプの存在感があるロンドンストライプがバリエーションとして必要だと感じていました。
ストライプの色も濃いネイビーを探していたのですがインポートブランドには無く、オリジナルで別注したこのストライプがイメージどおり。
オリジナルのシャツはインポートより値段が安く、クオリティーもインポートを凌ぐ出来栄えなので、最近はオリジナルのシャツを購入することがふえました。
特にネクタイの収まりの良さと持ち上がるネックポイントは、以前このブログで紹介したとおりかなりこだわって作っています。
更にお伝えしたいポイントがスプリットヨーク。
肩の傾斜に沿ってよりフィットさせるためにヨークの中心を二つに割って生地の地の目を肩傾斜に合わせる仕立てです。
強度の問題や,もともとはオーダーの仕立て屋さんが左右の肩傾斜の違いを補正するために行った仕様と言われていますが、現在は肩のラインに対して柄が綺麗に沿うので見た目の効果の方が大きいと言われています。
BEAMS Fのオリジナルの場合は単純にスプリットヨークにするだけでなく、上の画像のようにストライプが肩線から袖に一直線につながるように極力柄がずれないように縫製しています。
これは柄物のシャツは場合とても見た目が良くなるので重要なポイントです。
インポートのシャツは高級なブランドでもスプリットヨークにしていない(できない?)ケースが多いので、お持ちのシャツと比較してみてください。
因みに、BEAMS Fのオリジナルも生地によってはスプリットヨークにしない方が良い場合もありますので、一枚のヨークのものも存在します。
シャツの仕立てに関してはもっと色々なポイントがあるので、また別の機会にお知らせしたいと思います。
ベーシックなネイビーのストライプシャツはコーディネートの幅が広いので本当に重宝します。
因みに、私はストライプのシャツにストライプのタイはほとんど合わせません。(若い頃は合わせていましたが・・・)
小紋や幾何学模様やペイズリーやチェックを合わせることが多いですね。
理由は、その方がシャツのストライプとネクタイの柄の組み合わせの妙みたいものが感じられるからなんです。
BEAMS Fのオリジナルシャツはインポートブランド好き方にも是非着ていただきたいシャツです。
試着だけでもいいので是非お試しになってみてください。
これ以外にも欲しいものが色々あったのですが、店舗に買いに行く時間がなく、年内の買い物はここまで。
来月7日からの出張に持って行くものはまだ決めていないのですが、基本着慣れたものを持って行かないとコーディネートがうまくいかないので、どうしても今買わなくてはいけないもの以外は慌てて買うこともないかなと思っています。
ただ、セールになるものはあっという間に無くなってしまうので、それは押さえないといけないですね。
12月もあっという間でした。
年末年始はいつものように一人暮らしの父親がいる新潟に帰省します。
今年は年末に寒波が来るみたいなので相当寒そうです。
寒いの苦手なんです・・・
イタリア出張に持って行く服考える前に寒い新潟でなにを着るか考える方が先ですね。
あまり外に出ないのでなんでもいいようですが、なんでもいい訳もなく。
それが洋服屋なんです。(苦笑)