最近の買い物 | ELEMENTS OF STYLE

最近の買い物

 
 
毎シーズンなにか一着は購入しているERNESTO
 
 
今シーズンはこのジャケットを購入しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
普通のベージュとブラウンのヘリンボーンに見えますが、良く見ると赤や黄色のネップが入っています
 
 
英国のある生地ブランドのコレクションからチョイスしたもので、この生地はエルネストのコレクションには入っていません。
 
 
なので、他のショップでは買う事のできないBEAMSのエクスクルーシブです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エルネストのジャケットはカーデガンのように軽いので着ていて全くストレスを感じません。
 
 
ここまで柔らかく軽く作ると着用した時どこかに皺がでたり不具合が目立ちやすくなるのですが、エルネストのジャケットはそのような事が全くなくキレイなシルエットがでます。
 
 
そこが毎シーズン私がエルネストを購入しているポイントです。
 
 
コーディネートはタートルネックと合わせてリラックスした雰囲気で着たいのと、タイドアップも時は少しアメリカっぽくレジメンタルタイと合わせたりウールのタータンチェックのネクタイと合わせようと思います。
 
 
タートルのコーディネートは高田が着ている画像がありますのでご参考まで。
 
 
 
 
こんな感じで白っぽいパンツを合わせるとヘリンボーンの柄が引き立ちます。
 
 
パンツを濃いブラウンにしてタートルを薄いベージュやキャメルで合わせてもいいですね。
 
 
大柄のジャケットに飽きている方にもお勧めしたいジャケットです。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
ネクタイは少し毛色の変わったジャガードタイを2本購入しました。
 
 
一本目はFRANCESCO MARINOのジャガードタイ。
 
 
 
 
 
 
フランチェスコ マリーノは私が最近注目しているナポリのネクタイブランドです。
 
 
他のブランドにはない独特な柄と色使いが特徴です。
 
 
このネクタイ、皆さんにはかなり変わった柄に見えると思いますが、自分の中ではかなり懐かしい柄
 
 
と言うのも、私がBEAMSに入社した80年代中頃にはジョルジョ アルマーニを代表とするイタリアンデザイナー達やアメリカのクラシック系のデザイナー達のコレクションには必ずこのような柄が入っていたものです。
 
 
私と同世代か上の世代の人たちは、”昔こんなネクタイよくしてたな” という方も多いのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コーディネートは敢えてクラシックで堅めのコーディネートで合わせることをお勧めします。
 
 
 
 
 
 
このように、ネイビーのウィンドウペンやストライプのスーツと合わせると良い雰囲気にまとまります。
 
 
私もネイビーのチョークストライプのダブルのスーツをオーダーしているので、そのスーツに合わせようと思っています。
 
 
気分的には80年代から90年代のニューヨークのトラッドスタイル。
 
 
ちょっと難しいですね。(笑)
 
 
これを説明するとかなり長くなるので別の機会に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう一本は HOLLYDAY & BROWN のジャガードタイ。
 
 
 
 
 
 


濃いパープルが特徴のビンテージ柄のジャガードタイ。
 
 
カタログのコーディネートにも使われているので、既に見たことがあるという方も多いと思います。
 

 
 
既にMEN'S EXの連載でもパープルのネクタイを取り上げているので、パープルは昨今のネクタイのトレンドカラーであることは既にご存知の方も多いと思います。
 
 
因みに、パープルだけでなく菱形のモチーフも昨今のネクタイの柄の傾向なので、そう言った意味でもこのネクタイは今シーズンのネクタイの流れを象徴しているタイと言えます。
 
 
私が刺さったポイントは、濃いパープルの色目とヴィンテージ調の柄。

 
80年代や90年代に英国や米国のネクタイブランドで良く見られた柄が今新鮮な気分です。
 
 
因みに、この画像は90年代前半のロンドンのジャーミンストリートのTURNBULL & ASSER(ターンブル & アッサー)のウィンドウ ディスプレイ。
 
 
 
 
柄がかなり似ていますが、この当時はこんな柄のネクタイがたくさんあった時代でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ホリデイ & ブラウンは、フランチェスコ マリーノと同様に個人的にも注目しているブランドです。
 
 
今はイタリアの会社がブランドを買ってイタリア製になっていますが、元々は90年以上歴史のある英国のブランドと言うのも刺さります。
 
 
10年くらい前にPRADAがホリデイ & ブラウンとコラボしたスカーフを打ち出して話題になりましたが、イタリア人って本当に英国ブランドが大好きなんです。
 
 
それにしてはBEAMSでの展開が少ないと感じている方も多いのではないでしょうか。
 
 
理由は、コレクションが良く言えばクラシック、悪く言えば地味すぎる・・・
 
 
BEAMSで展開しているものはその中でも光るものを厳選してバイイングしているのです。
 
 
個人的にも思い入れのあるブランドなので、別注したりコレクションに対してアドバイスをしていますが、コレクションが良くなればもっとバリエーションを増やしていきたいブランドです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
簡単に紹介しようと思っていたのですが、ついつい薀蓄が長くなってしまいました。
 
 
パンツとシャツも購入したので、それはまた次回に。
 
 
自分の買い物も少しエンジンがかかってきました。
 
 
今シーズンはスーツとコートも購入しようと思っています。
 
 
カジュアルも欲しいものがいっぱい。
 
 
何を優先するか悩ましいところ。


買い物の悩みは皆さんと一緒です。