Stile Latino オーダー会 | ELEMENTS OF STYLE

Stile Latino オーダー会

 
先週の週末から連休中に行われたSTILE LATINOのオーダー会で神戸と福岡に行ってきました。
 
 
大盛況だった東京のオーダー会を終えて、BEAMS HOUSE 神戸と福岡店もアポイントがフルに入ってランチも食べられない程の大盛況でした。


今日は神戸と福岡で行われたオーダー会の様子をレポートします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
採寸はヌード寸法を測ってからサイズゲージを使って細かく測って行きます。
 
 
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肩幅、背幅、中胴、袖丈など基本的な部分を採寸しながら、肩傾斜や肩甲骨の張りかた、猫背や反身、袖の降りなど細かな補正部分をチェックしていきます。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
採寸後実際にゲージを測って補正寸法との差をチェックして行きます。
 
 
 
 
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気になる点があると息子たちに細かくオーダーシートに記入するように指示をだします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
二人の息子、チェザレとエミリアーノがオーダーシートの記入とデータの入力をしていきます。
 
 
 
 
 
 
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長男のチェザレがオーダーシートを記入して、二男のエミリアーノがパソコンにデータを入力していきます。
 
 
以前オーダーいただいたお客様のデータは全てチェックできるようになっているので、今回の採寸との差や体形の変化が全て分かるようになっています。
 
 
また、モデルごとのサイズスペックも全てデータ化されているので、ゲージとのスペックの誤差も全て分かるようになっています。


仮縫いの無いオーダーの場合、緻密な採寸と的確な補正の判断が重要になります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
時間が空くと、ヴィンチェンツォが何やらパターンらしきものをフリーハンドでメモに書き込みます。
 
 
 
 
 
 
企業秘密なのでハッキリと見せてはくれませんが、どうやら補正の方法などをメモしているようです。
 
 
こういう職人気質のところも私がこのブランドに惹かれる理由です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
裏地やボタンのチョイスは彼らの服を販売しているミラノのショールームの社長であるプリモ氏が担当します。
 
 
 
 
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彼はイタリアのファッション業界でも有名なファッショニスタなので、ジャケットでもスーツでも柄物の裏地から勧めます。(笑)
 
 
スティレラティーノは他のブランドにはない柄物の裏地が多いので、選ぶ生地によってはペイズリーやストライプや小紋柄の裏地を選ぶのもいいですね。
 
 
シンプルにしたいお客様もいらっしゃるので、その場合は私が少しだけコントラストの付いた無地の裏地を選びお勧めしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アポイントが空くわずかな時間にヴィンチェンツォが息子たちに技術指導。
 
 
 
 
 
 
ヴィンチェンツォ自身も10代から父親についてテーラードの技術を学んできたので、息子たちに自分の技術を伝えていくのは自然なことなのだと思います。
 
 
長男チェザレはこう見えても?まだ27歳。
 
 
まさに現場で仕事を学ぶという事ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
福岡店で全てのお客様のオーダーが終わってから、私のオーダーの採寸をお願いしました。
 
 
 
 
今回は春夏のソラーロの生地でダブルブレストのスーツをオーダーしました。
 
 
私の場合44ベースで着丈と中胴と右肩下がりの補正が入ります。
 
 
ダブルの場合、前丈が長くなると上着が重たく見えるので、そこは調整して欲しいとお願いしました。
 
 
ダブルはチェンジポケットが気分ですが、今回はカジュアルな生地なので普通のフラップポケットでパンツは2プリーツのサイドアジャスターにしました。
 
 
因みに、ヴィンチェンツォのお勧めは2パッチポケットのダブルステッチ。
 
 
すごくナポリっぽくてカッコいいのですが、生地がソラーロでダブルブレストのダブルステッチでは東京で着るにはちょっとコテコテすぎるので却下しました。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
福岡店が日本での最後のオーダー会だったので終了後記念撮影。
 
 
 
 
今回のオーダー会も大変多くのお客様にオーダーいただき、彼らも大変感謝しています。
 
 
ありがとうございました。
 
 
デリバリーは12月からスタートなので、楽しみにお待ちください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夕飯はナポリ ピザという予定でしたが、息子たちが急に魚が食べたいと言い出し急遽店探し。
 
 
連休の最終日なのでさすがにやってる店も少なく、福岡店の近くの居酒屋へ行くことになりました。
 
 
 
 
 
 
 
通されたカウンター席の眼の前には水槽があってこれにはイタリア人もビックリ。
 
 
相当テンションが上がったようで、しばらくスマホ片手に大興奮。(笑)
 
 
最初は軽く食べるだけでいいと言っていましたが、結局魚も鮨もたらふく食べて大満足のアットリーニファミリーでした。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
会計が終わり帰ると言っているのに調理場を覗きこんで魚をさばくのを真剣に見つめる3人。
 
 
 
 
 
 
職人なので板前の包丁さばきには興味があるんでしょうね。
 
 
仕事以外は基本的にマイペースな親子です。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私は彼らとの会食が終わってから福岡店のスタッフと合流。
 
 
焼き鳥屋でウーロン茶だけ飲んでスタッフたちと打ち上げ。
 
 
その後、福岡店のスタッフの誘いで長浜ラーメンを食べに。
 
 
 
 
夜中の12時過ぎにラーメンを食べることは東京ではまずありません。
 
 
スタッフが替え玉をオーダーするなか、私は一杯でギブアップ。
 
 
昼飯抜きだったとはいえ、さすがに腹がパンパンになりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
連休中休みなしで出張でしたが、神戸や福岡のお客様とお会いできてとても有意義な時間でした。
 
 
皆さんのBEAMSの品揃えに対する期待感の大きさに身が引き締まる思いです。
 
 
来月はある地方の店舗でトークイベントを行う予定です。
 
 
詳細決まりましたらご報告します。