夏休み | ELEMENTS OF STYLE

夏休み

 
夏休みで新潟に帰省しています。
 
 
今年83歳になる父親がひとり暮らしなので、お盆と正月に新潟に帰省するのが唯一の親孝行なんです。
 
 
冬は寒くて東京暮らしが染み付いた身体には辛いのですが、夏は大好きな海が近くにあるのが嬉しいですね。
 
 
子供の頃から通っている実家から一番近い海水浴場は海の家もないのでプライベートビーチ状態。
 
 
 

 

 

 

 
 

今年は雨が降っていない事もあって、こんなに青くて透明だったかなと思うくらい水が綺麗です。

 
 
夕暮れ時の海も癒されます。
 
 
 
 
 
 
 
海に行く途中に通る "地獄極楽小路"
 
 
 
 
名前の由来は、路地の左側は新潟を代表する高級料亭の行形亭(いきなりや)
 
 
元禄年間に創業された由緒正しい高級料亭です。
 
 
 
 
自分も2度ほど行く機会がありますが、ここの料理はとても美味しいです。
 
 
今も新潟の芸妓さんを招いた会食が行われています。
 
 
 
 
 
 
 
一方、右側の赤煉瓦の塀は昔の新潟刑務所。
 
 
 
 
今は公園になっていますが、私が子供の頃はここに刑務所がありました。
 
 
赤煉瓦の塀は当時の刑務所の塀を残しているようです。
 
 
 
 
 
 
高級料亭と刑務所。
 
 
細い路地を隔ててまさに天国と地獄が隣合わせていたという事で、この名前が付けられたそうです。
 
 
 
 
 
 
 
刑務所跡にある当時の通用門を縮小再現した鉄条網。
 
 
 
 
 
 
靴職人だった祖父が昔、この刑務所で受刑者に靴作りを教えていた事を生前よく聞かされていました。
 
 
きっとこの通用門を通っていたのでしょう。
 
 
毎年夏に帰省して海に行く時に必ず通る路地。
 
 
ここを通るたびに先祖への思いをはせ、なんとなくノスタルジックな気分なるものです。
 
 
 
 
 
 
帰省の楽しみは食もあります。
 
 
東京ではあまり食べないラーメンも新潟では必ず食べます。
 
 
 
 
今回まず食べたのが、新潟ラーメンの代表的な店、三吉屋の中華そば。
 
 
新潟ラーメンは鶏ガラや豚骨に煮干しなどを加えた細麺のあっさりラーメン。
 
 
東京で流行っている二郎系とは対極的なラーメンですね。
 
 
因みに、ラーメン二郎 新潟店もあるようで、結構人気のようです。
 
 
 
 
 
そして、必ず食べる(食べなければならない?) のが、みかづきのイタリアン。
 
 
 
日本テレビの秘密のケンミンショーで紹介されて、地元でも大変なことになっている新潟を代表するソウルフード。
 
 
私の知り合いのファッション業界人やレストラン業界の人達も一度食べてみたいという人が本当に多いんです。
 
 
たまに表参道の新潟館に出店する事があるのですが、BEAMS JAPANでも期間限定で出店できないかなと真剣に考えています。
 
 
因みに、右側定番のイタリアン、左がカレーイタリアンです。
 
 
二つ食べても¥780!
 
 
東京でこの値段だったら完全に赤字ですね。(笑)
 
 
 
 
 
楽しそうなことばかりのようですが、本家の長男なので家の掃除や墓掃除や買い物やら、やる事多くて実は毎日結構忙しいんです。
 
 
逆に、夜はやる事ないので退屈ですね。
 
 
なので、後輩に誘われて酒も飲めないのに東京では滅多に行かないスナックのハシゴしたりもします。(笑)
 
 
昨日は花火大会の後、20数年振りに実家の近くにある、とても雰囲気のいいお洒落なバーに行って来ました。
 
 

 
20数年前とマスターも同じ。
 
 
マスターは某メンズファッション誌の編集長と同級生という繋がりもあり。
 
 
そして、同じカウンターにいた3人のお客さんが偶然このブログを読んでくださっていて、ご挨拶されて記念撮影。
 
 
思わず恐縮してしまいました。
 
 
皆さん歯科医の先生で、私がお世話になっているKU歯科の梅田先生の後輩という事でさらにビックリ。
 
 
20数年振りに伺ったバーでとても良いご縁がありました。
 
 
 
 
 
 
 
明日は中学の同級会。
 
 
10年振りです。
 
 
新潟在住者の方が多いので、本当に久しぶり会う人ばかり。
 
 
楽しみです。
 
 
なに着て行こうかと...
 
 
悩むほど服持って来ていないですが、ショーツは穿きません。(笑)
 
 
居酒屋ですが、私のドレスコードなので...