秋冬の買い物
国内出張もひと段落。
今月はオフィスの引っ越しもあったので本当にバタバタでした。
秋冬の買い物も、ゆっくり選ぶ時間もなかったので完全に出遅れ状態。
今週やっと少し時間が取れたので色々買い物をしました。
今回は久しぶりに私の買い物レポートです。
BEAMS F のイタリア製 デニム BD
http://www.beams.co.jp/item/beamsf/shirt/21112315811/
今シーズンから新しいネームになりました。
新しいネームと言っても、実は80年代後半から2000年代前半まで使っていた、2代目のネームをアップデートさせて復活させたもの。
私にとってもとても愛着のあるネームです。
当時からご愛顧頂いているお客様にも懐かしいネームではないでしょうか。
襟は小ぶりのアメリカンタイプのBD。
襟先のボタンを外した時も丁度いいバランスの襟型です。
前立て、ボックスプリーツ、胸ポケットというディティールもアメリカンな仕様です。
濃いめのデニムシャツが欲しかったのですが、ワイド系の襟のものはたくさん持っているので、気分的にはBDでした。
最初はちょっと濃いかなと思ったのですが、デニムやシャンブレーは洗っていくと色が落ちるので、最初はこのくらいの濃さでいいという判断になりました。
このイタリア製のオリジナル、ナポリのファクトリーで生産しているのですが、値段が¥19,440-ととてもリーズナブル。
リーズナブルと言っても手を抜いている訳ではありません。
サイズスペックから細部の仕様まで、かなり拘って何度もサンプル チェックを繰り返して作り上げました。
最初はノータイで着て、色が落ちてきたらタイドアップにも使おうと思っています。
濃い色のシャツのタイドアップは個人的には難しいと思っています。
理由は、90年代の後半に濃いブルーのシャツに明るい色のタイと言うコーディネートが大流行したことがあるのですが、その当時のイメージが強くてなんとなく古臭く感じてしまうんです。
なので、洗って少し色が落ちてからの方がタイドアップしやすいかなと思っています。
このシャツなかなかいいですよ。
BDが嫌いでなければ、是非ご試着してみてください。
ANDREA FENZI のダブルのニットジャケット。
http://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/tops/24150160210/
メリノウールを使いしっかりと編み込まれたミラノリブのニットジャケットなのでフィット感も抜群です。
このニットジャケット、襟型やポケットの形状、ボタンの位置、サイズスペックとかなりコ拘って作ったBEAMSの別注エクスクルーシブモデルです。
少しカスタマイズしようと思っています。
ボタンは貝ボタンが付いているのですが、ゴールドのメタルボタンに替えようと思っています。
キャメルは今シーズンのトレンドカラーですが、キャメルにはゴールドのボタンが良く合うんです。
それは、60年代や70年代の所謂トラッドのイメージなんです。
50代以上の方にはVANのキャメルのブレザーのイメージ、または昔のメンクラのイメージと言った方がわかりやすいでしょうか・・・
とにかく、キャメルにゴールドのボタンが懐かしくもあり新しくもあるんです。
このアンドレア フェンツィのニットジャケット。
イタリア製で¥38,880-と、これもリーズナブルな価格です。
アンドレア フェンツィは、かなり前にインターナショナルギャラリーで展開sしていたことがありました。
その当時は結構高いニットブランドだったんです。
なので、自分にとっては随分買いやすい値段になったなと言うのが正直な印象なんです。
当時とは代替わりして会社の体制も変わり、日本の代理店も変わっているので、価格が安くなった理由はわからないのですが、ひとつ言えることは当時と品質は変わらないという事です。
私は通常44を着ますが、今回は42を購入しました。
着ていると少し伸びがあるかなと思い、少しタイトめですが42を選びました。
ネイビーのニットジャケットは今までもたくさん購入してきましたが、実はキャメルは初めてなんです。
トレンドカラーを取り入れるには、取り入れやすいアイテムと買いやすい値段と言うのは嬉しいものです。
因みに、このニットジャケット、ネイビーとボルドーもあります。
GERMANOの2プリーツ ストレッチコットンツイル。
http://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/pants/24230439081/
今シーズンは暖色系のカラ―も多く出てきているので、オフホワイトのパンツは自分にとって必須アイテムです。
秋冬のホワイトはピュアホワイトだと冷たい印象に見えるので、温かみのあるオフホワイトの方が様々な色や素材とのマッチングがいいんです。
色々なブランドのオフホワイトと穿き比べて選んだのがジェルマーノ。
2プリーツで適度に余裕のある腰回りと裾にかけてのテーパードのラインが綺麗です。
このパンツも既存モデルに修正を加えたBEAMSのエクスクルーシブモデル。
なのに、値段は \23,760-とかなりリーズナブルです。
近年イタリアブランドのパンツは年々高くなって、最近はコットンでも3万円以下のパンツを探すのも難しくなってきましたが、ナポリのファクトリーで作られたイタリア製のパンツが2万円台前半というのはとても良心的です。
安かろう悪かろうと言うことは決してないので、ジェルマーノのパンツを試されたことのない方は是非ご試着ください。
因みに、他のブランドと比べてウェストサイズが大きめなので、お腹が出た人にもお勧めです。
私はジェルマーノだと42でも穿けるのですが、シルエットがスリムになるのが嫌なので、44でウエストを3㎝詰めました。
GTAのHERRICKのサキソニー。
http://www.beams.co.jp/item/beamsf/pants/21230445353/
オンラインではフランネルと表記されていますが、サキソニーの間違いです。
申し訳ありません。
エリックは毎シーズン早期に完売する人気モデルですが、今シーズンからベルトループが無くなって、完全なベルトレス仕様になりました。
春夏にコットンのホワイトを購入してかなり重宝したので、今回はウールのドレスパンツを購入。
今回購入したのはベージュのサキソニーです。
少しグレーをミックスしたようなベージュが特徴です。
ブラウン系のジャケットを何着か持っているので、それらに合わせることを考えてベージュをチョイスしました。
ウールのベージュは選ぶトーンを間違えるとコーディネートが難しくなります。
このようなグレージュ系のベージュは意外と合わせやすいので、グレー以外のウールパンツを探されている方にもお勧めです。
因みに、このエリックというモデルはBEAMSの別注エクスクルーシブモデルです。
値段も¥30,240-と税込3万円台前半ですが、他のメジャーブランドのパンツと比べるリーズナブルな価格設定です。
”ベルトレスのパンツを会社に穿いていったら上司にベルトしていないと怒られた” というお客様がいらっしゃるとスタッフから聞いていますが、本来は逆なんです・・・
ドレススタイルにおいてはベルトレスが正統なので、ベルトをしていないといって上司に怒られるのは英国や米国、フランス、イタリアなどのファッション先進国ではまずないでしょう。
ただ、ベルトループの付いているパンツをノーベルトで穿くというのは別の話で、ビジネスシーンではアウトでなのは言うまでもありません。
まあ、ここは日本なので色々難しいことはあります。
上司がファッションや服装術に疎ければ、ドレスコードは全てその人の価値観決められてしまうもの・・・
皆さんのご苦労お察しします。
特にリーズナブルなモノを買おうという意識は無かったのですが、色々吟味して選んでいたら、今回はたまたま買いやすい値段のものが多くなりました。
自分はブランドでモノを選ばないので、自分が気に入ったものであれば先入観なく何でも買います。
もちろんクオリティーの悪いモノは論外ですが、そのクオリティーに対する考え方も個々で違うので、全ての人が納得するものをお勧めするのは結構難しいのです。
なので、私の買ったモノはなんとなく気にかけていただいて、お時間のある時に店舗でご試着いただければと思います。
そして、気に入っていただいてお買い上げいただければ嬉しいですし、気に入らなければゆっくりお考えいただいた方が良いと思います。
とにかくご試着いただくこと、そしてそれが自分の琴線に触れるかどうか。
洋服だけでなく、モノ選びはそれが重要だと思います。
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