ドローストリングのパンツ | ELEMENTS OF STYLE

ドローストリングのパンツ

 

ゴールデンウィーク明けから続いた2018年春夏のプレコレやプレス内覧会などで大忙しだった5月も終わり、再来週からイタリア出張。

 

 

今年の5月はGW明けから近年まれにみる忙しさでした。

 

 

しばらく買い物をする時間もない状況でしたが、先週くらいからやっと少し時間ができたので色々細かいモノを購入したり、手持ちのモノをお直しでモディファイしたり・・・

 

出張に持って行く服はまだ何も決めていないですが、一応用意だけはしておかないといけないですね。

 

 

今日は久しぶりに最近購入したモノをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 




 

 

今シーズンのバイイングを行った昨年の6月のPITTIやミラノのショールームでは、多くのサプラーヤーがドローコード入りのパンツを打ち出していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名パンツブランドで展開していないところは無いと言い切れるほどドローコード入りのパンツがとにかく多く見られ、今シーズンのパンツの大きな流れであることは間違いありません。

 

 

タイプはふたつあって、ひとつは従来リラックスパンツと呼ばれているウエスト全体にシャーリングの入ったカジュアルなタイプ。
 

 

上の画像の上段から3枚がそのタイプです。

 

 

そして、もうひとつは普通のスラックスにドローコードを入れただけで、穿くと普通のスラックスに見えるタイプ。

 

 

特に後者のタイプが今シーズンパンツのトピックスとしてサプラーヤーが力を入れて提案していたタイプなので、今シーズンBEAMSでも必ず展開しなければならないアイテムでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真夏でも街中でショーツを穿かない自分にとっては、この手のパンツは休日に穿くカジュアルパンツとしてマストアイテムです。

 

 

このブログでも過去に購入したリラックス系のパンツを何度かご紹介しましたが、今シーズン新たに購入したのがこのパンツです。

 

 

 




GIAB’S ARCHIVIO のデニムのドローズトリングス入りのパンツ。

http://www.beams.co.jp/item/brilla_per_il_gusto/pants/24230389348/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モデルはBEAMS別注の1プリーツのテーパードシルエットです。

 

 

 

 

腰回りの適度なゆとりと裾にかけて綺麗にテーパードしていくシルエットが特徴です。

 

 

ドローコードは外側に出さずに内側で結ぶこともできる仕様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャーリングが全体でなくサイドの一部分だけに入っているのもポイント。

 

 

 

 

この仕様だとフロントから見ると普通のトラウザースに見えるので、このスラックスに見えるドローストリングのパンツというカテゴリーでは重要なポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンツの内側も普通のパンツと同じ仕様です。

 

 

 

 

このような作りも従来のリラックスパンツとは違うところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に穿いてみると、普通のワンプリーツのテーパードシルエットのパンツにしか見えません

 

 

でも、ウェストにシャーリングが入っていてストレッチのきいたデニムなので、かなりコンフォートな履き心地です。

 

 

数年前から流行っているジャージのパンツやスエットのパンツとはまた違った雰囲気のリラックス感があります。

 

 

このGIAB’Sのドローストリングスのパンツ、今シーズンはナイロン、ウールのトロピカル、コットンツイル、デニム、インディゴのストライプの5素材で展開しているのですが、入荷当初から人気があり、既に品薄状態になっていて慌てて購入しました。

 

 

自分は真夏に向けて穿こうと思っていたので、この時期になって購入しましたが、お客様はかなり早い時期からお求めいただいていました。


新たに展開したブランドの新たなモデルが、ファーストシーズンからこれだけ人気が出るのは珍しいことなんです。

 

 

それだけご試着してご納得頂けるお客様が多いという事ですね。


実際私も試着してすぐにBEAMS Fのスタッフに ”これ買うから丈の長さ合わせて” という即決状態でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このタイプのパンツが多く出てきた背景には、やはりドレスクロージングのカジュアル化の波がおさまり、カジュアルにも綺麗でクリーンな印象に見えるモノが求められているのと、今シーズンのトレンドでもある ”レトロ リゾート” の流れで、リラックス感がありながらもキレイなシルエットのパンツが求められているという背景があると思います。

 

 

着こなしは普通のカジュアルパンツに見えるので、特に難しく考えることはないです。


これからの季節はTシャツやポロシャツと合わせて軽いジャケットを羽織ってもいいでしょう。


実際にクールビズが始まってから街中や電車の中でそのようなスタイルの人をチラホラ見掛けるようになりました。

 

本当にお洒落な人は早いですね。

 

 

シャツをインして着たい人は、ドローコードを内側に入れてベルトをすれば、このパンツがドローコードの入ったパンツだと気づく人はいないでしょう。

 

 

このドローストリング入りのパンツ、2018年春夏のプレコレクションを見ても継続している流れなので、気に入ったモノがあれば購入しておいて間違いないと思います。

 

 

私はこのパンツ、早速イタリア出張に持って行きます。


飛行機の中でもホテルでもリラックスして穿けるのにきちっと見えて、ジャケットを羽織れば仕事にも使えてレストランにも穿いて行ける。

 

 

こんな使えるパンツなかなかありません。

 

ショーツは皆さんたくさん持っていると思うので、こんなパンツを今シーズンは是非お勧めしたいです。

 

 

ショーツって実は女子うけ悪いそうです。(笑)


こんなパンツなら好感度上がりそうですね。


確かに、休日の銀座や丸の内を見ると女性はお洒落しているのに男性はTシャツにショーツという、アンバランスなカップルが非常に多い。


自分が若い頃はそういうのNGだったのですが、今は男性が気を使わなくなったのでしょうか。

 

 

そんなことブツブツ言ってる自分が既にオッサンなのか・・・


でも、素敵なカップルに見えることは大事だと思うんですよね。