2017春夏 プレス内覧会 | ELEMENTS OF STYLE

2017春夏 プレス内覧会

 

前回アップしたラインナップ説明会が終わり、先週は2017年春夏のラインナップをメディア関係の方々にお見せするプレス内覧会でした。

いつものコレもギリギリに完成。
 

 

ラインナップ説明会で解説した2017春夏のトレンドをプレス内覧会用にアップデートするのですが、私が色々こだわるのでプレススタッフや制作部のデザイナーは大変です。

画像の差し替えや文章の変更、デザインのダメ出しなどなど・・・

私のわがままに応えてくれる彼らにはいつも頭が下がります。

 

 

安武くん、人生最大のイベントがあって忙しかったのにありがとう。

 

今回も満足いくものが完成しました。

 

いつもみんなに感謝しています。




 

 

 

 

今回も二日間喋りまくりでした。

 

 


ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

 

お会いできなかった皆様、申し訳ございませんでした。

2017春夏もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も内覧会の様子を少しお見せします。

 

 

エントランスのメインディスプレーはスーツが3体です。

 

 

 

 

 

 

 

オリーブグリーンのダブルブレストのコットンスーツはSTILE LATINO

 

 

VゾーンはオックスフォードのBDにクラブタイ

久しぶりにクラシックなレジメンタルタイが新鮮です。

 

 

 

 

 


 

 

ブラウンの3ピーススーツはBRILLLAのオリジナル。

 

 

襟付きのダブルブレストのジレにベルトレスの2プリーツパンツ

オリジナルのスーツの中では最も凝ったディティールのスーツです。

 

ブラウンのトーンが絶妙なスーツです。

 

 

 

 

 

 

 

ソラーロのスーツはSTILE LATINO

 


 

イタリアの夏の定番ソラーロのスーツが久しぶりに新鮮です。

 

タイドアップせずに敢えてレトロポロを合わせました。

パンツはスティレラティーノで今回から初めて展開するワンプリーツのサイドアジャスター

来春夏は生地によってベルトレスのパンツが付きます。



 



 

 

ハンギングのディスプレイもコットンスーツ。

 

 

来春夏は少し濃いめのベージュが気分です。

 

ブラウンのミニギンガムのタブカラ―にクラブタイ。

20数年前に私がBEAMS Fのショップマネージャーだった頃のコーディネートみたいです。

懐かしい・・・

ちょっとフレンチな感じのコーディネートです。





 

 

 

 

スーツは秋冬に続きチェックやウィンドウペンのスーツが傾向です。

 

 

グレー系を中心にブラウンやブルー系の柄も多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今シーズンのトレンドカラーでもあるテラコッタのストライプジャケット。

 


 

ネイビーのレトロポロバンダナ柄のネッカチーフを巻きました。

昨年はジャケットにTシャツというコーディネートも巷では多く見られましたが、来春夏は上品なレトロポロが気分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンギングのディスプレイはSTILE LATINOテラコッタにグリーンのチェック。

 



今シーズンPITTIでも多く見られた ”AQUA VERDE”(アクアベルデ=ブルーっぽいグリーン)のレトロポロを合わせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

来春夏はストライプのジャケットが復活しています。

 



色々なパターンのストライプジャケットを展開します。

 

 

 

 

 

 

 

 

シアサッカーが素材のトレンドであることは間違いないので、色々なアイテムでシアサッカーを使ったモノを展開します。

 

 

ストライプやチェック等柄のバリエーションも多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ホワイトや生成りベースのチェックも多いです。

 

 

 

こんな感じの”エクリュ”と言われるカラ―がトレンドなので、ホワイトや生成りベースのチェックが増えるのも必然的な流れです。

 

 

 

 

 

 

 

 

テーラードジャケットだけでなく、こんな感じのリラックス感のあるニットジャケットやジャージ ジャケットも気分です。

 

 

プリーツ入ったドローコード入りのストライプパンツを合わせたディスプレイ。

 

こんな感じのレトロなリゾートスタイルも来春夏の傾向です。

 

 

 

 

 

 

 

カジュアルジャケットにはレトロポロだけでなく、こんな感じのハイゲージのクルーネックのニットを合わせるのも気分です。

 

 

高級なTシャツを合わせるイメージですね。

 

リラックス感のあるカジュアルジャケットもカジュアル過ぎないコーディネートがポイントです。

 

私はこのコーディネートにベルトレスのプリーツパンツを合わせます

 



 

 

 

 

 

リネンのサファリジャケットもタイドアップすると雰囲気が変わります。

 

 

アウターをジャケット代わりに着るような、こんなタイドアップ スタイルもいいですね。

これもパンツは2インプリーツのベルトレスです。

 

 

 

 

 

 

 

ベルテッドのコートの流れが来ているので、トレンチコートは外せません。

 

 

こんな感じでフロントボタンを留めないでベルトを巻くこなしはPITTIでも多く見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

コートはプリントの柄物が多いのも来春夏の傾向です。

 



こんなチェックのコートは個人的にも着たい気分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

秋冬同様カラフルなカラ―は少ないですが、シャツに限っては色が戻ってきています。

 

 

 

こんな感じで、特にリネン系のシャツに関してはカラ―シャツが久しぶりに戻ってきています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんの一部ですが、なんとなく来春夏の雰囲気を掴んでいただけたかなと思います。

気になる傾向やアイテムがありましたら、最寄りの店舗のスタッフにお問い合わせください。





 

 

 

11月は来春夏のラインナップやプレス内覧会と並行して、来秋冬のプレコレクションで毎日海外のサプラーヤーとの商談やミーティングが続き、我々のチームは大忙しです。

来秋冬のプレコレを見ながら ”あれ、シーズンなんだっけ?”みたいなことも多いです。(笑)

 

それでもプレコレをチェックしていると、なんとなく来秋冬の傾向が掴めてくるものです。

 

その ”なんとなくのイメージ”を持って1月のPITTI UOMOを迎えるのが私にとっては重要です。

 

PITTI UOMOはある意味なんでもありなので、意外と傾向が掴みづらいです。

漠然と見ているだけでは変化を的確に捉えることは難しいでしょう。

だから毎年11月のプレコレから本気モードです。

今週も毎日終日プレコレクション。

たまにきついダメ出ししてイタリア人から引きつられることも多いです。

ダメなものはダメ、真剣ですから。