最近作ったモノ  買ったモノ | ELEMENTS OF STYLE

最近作ったモノ  買ったモノ


久しぶりの更新です。

この時期は社内の重要な会議や海外のサプラーヤーとの来春夏の打ち合わせ、そして秋冬のプレス内覧会の準備が重なり、ブログを更新する余裕も全くありませんでした。

土日も休日出勤で今週は休みなし・・・

 

でも現場大好きなので、それほどストレス感じません。

今日は大事な仕事がひと段落したのでブログを書いています。

今回は最近オーダーしたモノや買ったモノを紹介したいと思います。

 

 

 

 

数年ぶりに ”CUSTOM TAILOR BEAMS” でシャツをオーダーしました。

 

 

 

BEAMSでオーダーいただいている方には馴染のあるパープルのネーム。

 

 

 

襟型はラウンドカラ―。

10年前くらいに作った古い襟型サンプルからピックアップしてオーダーしました。

 

 

 

セミワイドの襟先を丸く仕上げたようなマイルドなラウンドカラ―。

このくらいの襟であれば30年ぶりに着るラウンドカラ―も違和感が全くありません。

 

 

 

前立ては付けました。

ラウンドカラ―は英国や米国的なイメージなので、タイドアップするシャツでも前立が付いていた方が襟型の雰囲気に合っています。

生地がシャンブレーなので、素材とのマッチングも考えました。

ノータイで着ることもあるので、やはり前立ては必要ですね。

 

 


生地は日本製のシャンブレーです。

イタリア製のシャンブレーに比べると打ち込み強いので、生地がかなりしっかりしています。

因みに、生地は自分で手配しました。


当初はコットンスーツやジャケットに合わせようと思っていましたが、ネイビー系のスーツに合わせてもいいかなと思っています。

 

 

 

イメージはこんな感じでしょうか。

 


ミラノのお洒落番長。

流石です・・・

因みに、このシャツ。 次の秋冬BEAMSで展開します。

 

次はシャンブレーのタブカラ―が欲しいですね。

 

 

 

 

 

今シーズン個人的に欲しかったオリーブグリーンのコットンスーツ。

 

 

 

ナポリの ”DE PETRILLO” でオーダーしました。

今は日本でデ ペトリロのオーダーはやっていないのですが、今後スミズーラ会の開催も考えているので、個人的にお願いしてオーダーしました。

 

 

 

生地は英国の ”BRISBANE MOSS” のコットンツイル。

 

英国のコットンツイルはイタリアのものに比べると打ち込みがしっかりしているので、最初は硬い感じがしますが、反面着込んでいくと ”いい味” が出てきます。

”英国生地+ナポリ仕立て” と言うのが個人的に考えるテーラードの理想なので、この生地を選ぶのは当然の流れでした。

 

因みに、秋冬に向けてナポリのあるサルトリアでスーツをオーダーしているのですが、それも英国製の生地でオーダーしました。

 

 

サイズは既成の44でジャストサイズなので、袖丈以外は特に細かい指定はしませんでした。

 

拘ったのはポケットのディティール。

チェンジポケットをどうしても付けたかったので、これは絶対に間違えるなと念押しをしました。(笑)

チェンジポケットにして正解。

かなり気に入っています。

 

 

 

パンツは、もちろんワンプリーツ。

 

 

コットンスーツであっても個人的にプリーツは欠かせません。

最近はワンプリーツも普通に感じるので、2プリーツのパンツのスーツが着たくなってきました。

ノープリーツのパンツが流行る前は、プリーツ入りのパンツばかり穿いていたので、その時代を通っていない人に比べるとプリーツ入りのパンツに対する先入観や違和感は全くありません。

 

ワンプリーツに慣れれば、それも物足りなくなって2プリーツが穿きたくなるのは自然な流れですね。

 

 

 

因みに、次の秋冬はこのパンツを買うと決めています。

 

 

あるイタリアのパンツブランドに別注した2プリーツのサイドアジャスターのベルトレス。

サイドアジャスターのベルトレスもBEAMS Fのショップマネージャー時代に散々穿いたので、こういうパンツが穿きたくなるのも自然な流れです。



 

キャンセル待ちを入れてやっと購入することができた ”GTAのBAYRON” のデニム。

http://shop.beams.co.jp/item/beams_f/pants/21230319353/

 

 

 

 

読者の皆さんにはもう説明はいらないと思いますが、ここ数年のBEAMSで展開しているパンツの中で、このバイロンはベスト3に入る人気モデルです。

 

ワンプリーツの適度な腰回りのゆとりとテーパードのシルエットが絶妙です。

 

 

 

バイロンの裾はロールアップ風のダブルで上がっていますが、デニムの場合画像のように2トーンになってしまうので、3㎝幅の普通のダブルに仕上げることにしました。

 

 

ですが、ここで問題が・・・

 

 

 

裾を仕上げてから洗い加工をしているので、普通のダブルで仕上げると内側の色落ちしていない部分が表に出てきてダブルの部分が濃くなり、2トーンのような仕上がりになるとお直し屋さんから連絡が・・・

細かい事は気にしないので、そのまま直していただいてよかったのですが、コーダ洋服工房のコーダ社長から直々に連絡があり、裾をほどいた状態で確認して欲しいと戻されて・・・

 

 

 

確かに少しトーンが違いましたが、気にならないので予定通りダブルで。

 

 

1週間で上がる予定が2週間かかり、確かに良く見れば2トーンのような見えますが、気にならない程度なので全く問題なし。

コーダ社長、そんなにビビらなくても大丈夫ですよ。(笑)

実際に穿いてみると夏向きの軽いデニムにストレッチがきいていてとても履きやすい。

 

生地が薄くても型崩れしないので、綺麗なシルエットが一日中キープされるのも気に入りました。

今シーズンはダメージデニムと対極の ”ファインデニム” もトレンドなので、まさに今シーズンを象徴するパンツと言えると思います。

因みに、最近追加入荷がありましたので、今ならサイズが揃っていると思います。

ご興味のある方は是非最寄りの店舗で実物をご覧ください。

 

これでバイロン3本目。

ネイビーも取り寄せているので、明日買います。(笑)

 

 

 

 

来週は2016秋冬プレス内覧会。

今日はイケメンふたりと打ち出しのコーディネートを組んでいました。

 

 

なかなかいいモノが出来上がりました。

来週内覧会が終わったら皆さんにもお見せします。