HMAEN | ELEMENTS OF STYLE

HMAEN


今シーズンから新たに展開する日本のバッグブランドがあります。





ブランド名は ”HMAEN(アエナ)”

ある人気バッグブランドの元デザイナーの方が立ち上げた、


今シーズンがファーストコレクションのバッグブランドです.。


本生産前のプロトタイプサンプルをモニターで使っていたのですが、


コレがなかなか良くできていて、かなり気に入ってしまい、


ここ数か月ヘビーローテーションで使っていました。






内部の仕切りは3つに分かれていて、


モノを分別して入れるのに大変便利です。



真ん中にはジップが付いていて、

ブリーフケースのようにトップが閉められるので、


貴重品などを入れるのに安心です。


簡単に取り出したいものは外側に入れれば取り出しやすく、


使い勝手を良く考えた作りです。






更に内側には小さなポケットが4つ。





使用頻度の多い携帯や定期、鍵や小物など、


すぐに取り出したいモノを入れるのに便利です。

ここにもジップ付のポケットが付いています。


バッグの中が乱雑にならないので助かります。






このブランドのアイコンでもある、


随所に施されたハンドステッチ。






職人が一針一針丁寧に縫い上げたハンドステッチが


デザインの特徴になっていると共に


このブランドの丁寧なモノづくりを物語っています。




レザーは最高ランクのステアハイドを使っています。

表皮をの繊維質を高密度にする鞣し加工を施しているので、

表面が非常になめらかでありながらハリもあります。



型崩れもなく、キズも付きにくく、


皺の入り方も安っぽくならないので、


経年変化が楽しめるバッグだと思います。


そして、何よりも軽いことが、

荷物の多い私にとっては助かります。





トートバッグは見た目や機能だけでなく、


実際に持ったり肩にかけたときの感覚が重要です。


縦型のトートは、下げた時の床からの距離が重要。

長すぎると階段や段差で底を擦ってしまいます。



肩に掛けた時、ハンドルや底に手を添えやすく、

バッグとボディーが一体になるような感じがします。






サイズ、ハンドルの長さ、レザーの素材感、


全て計算されて作られているからだと思われます。


この肩にかけたときの ”おさまりの良さ” は、


今まで経験したことのない感覚です。





メンズのバッグはデザインと機能の融合が重要なポイントだと考えます。


デザインが良くても使いにくかったり、


機能面が充実していてもデザインが悪かったりと、


そのようなバッグが結構あります。


数か月使ってみて、このアエナは、


正にデザインと機能が融合したバッグだと感じました。



このアエナ、小さな工房で工程の多くを手作業で作っているので、


今シーズンはBEAMSと他のショップの数店舗でしか展開されません。

ご興味のある方は是非店舗でご覧になってみてください。



HMHEN

http://hmaen.com/



BEAMS Online Shop

http://shop.beams.co.jp/shop/brilla/goods.html?did=14159443












先日ある賞をいただきました。




MEN’S CLUB 60周年


SELECT SHOP AWARD 2014のスーツ部門で、


BEAMS Fのスーツが大賞をいただきました。





最近はジャケットが人気で、


以前に比べるとスーツに対する注目度は高くはないですが、


今でも常に完成度の高さを求めて、

毎シーズン修正を重ね、

日本のトップクラスの工場で妥協しないモノづくりを行っています。



BEAMSのオリジナルスーツは、


まさにBEAMSの魂と言えるモノだと考えています。


他社の受賞アイテムが全てインポートブランドであった中、


オリジナルのスーツが選ばれたことは大変うれしいことです。


投票してくださった皆様、本当にありがとうございました。