ミラノショールーム ALTEA
ミラノに来てから毎日朝から晩までショールームまわりです。
フィレンツェからずっと涼しいので、体力的には例年に比べて少し楽な感じもします。
今年のイタリアは夏が来るのが遅いようで、私も持ってきたリネンのシャツを着る機会が全くありません。
今日もアポイントは7ブランド。
そんな中、数年振りに訪問したショールームがあります。
それは、ALTEAのショールーム。
元々アルテアはネクタイメーカーでしたが、数年前にトータルブランドへと方向転換し、今ではPITTI UOMOでもいつもブースが賑わっていて、勢いを感じさせるブランドです。
メインディスプレイはPITTIのブースと同じデニムのアイテムを使ったディスプレイ。
デニムのジャケットやシャツ、ニット、カットソー、スニーカーと、かなりデニムやインディゴカラーを推していました。
それにしても、今回は本当にデニムやシャンブレーなどのインディゴカラーのアイテムの提案が多いです。
来年の春夏はデニムやインディゴカラーは外せないトレンドだと思います。
ジャガードや2色使いのプリントのアイテムのバリエーションも多いです。
ブラウン系のカラーやグリーン、レッドなど、トレンドカラーをしっかり押さえたコレクションでした。
このアルテアのショールーム。
豊富なアイテムや色柄のバリエーションも魅力ですが、もうひとつも魅力はインテリア。
北欧の有名デザイナーによるインテリアは、まるでアートギャラリーのようです。
こんなショールームでコレクションを見ていると、思わずたくさんオーダーしたくなりますが、そこは冷静にアイテムチェックして最低限のオーダーだけして、日本で再度チェックをするという、いつもの我々の慎重なバイイングスタイルは崩しません。(笑)
PITTI UOMOのブースは、トレンドがわかりやすい打ち出しとディスプレイで、毎回必ずチェックしなければならないブースですが、ミラノのショールームは更にそれを強く感じさせるショールームです。
最近ミラノのショールームの移転が相次いでいますが、中には内装やインテリアが?になってしまうブランドも少なくありません。
大体そういったブランドは、ブランド自体にも魅力が無くなっているケースが多いです。
今回もそういったブランドがありました。どこのブランドかは言えませんが•••
明日は出張最終日。
夕方のフライトなので、ギリギリまでショップリサーチをします。
ランチは日本食にしようと思います。
イタリアン好きのわたしでも、さすがに辛くなってきました。
パンやパスタが見たくなくなってきました。(笑)