ベネチア
PITTI UOMO が終わり、週末はベネチアに行ってきました。
20年以上イタリアに行っていますが、実は初ベネチアです。
同じベネト州でも、オリアンのあるヴィチェンツァやベルベストのあるパドヴァには行ったことがあるのですが、ベネチアには行く機会は無く、やっと今回行くことができました。
ベネチア本島は人も多く落ち着かないという地元イタリア人のアドバイスもあり、リド島に滞在することになり、そこから周辺の島や本島にモトスカーフィと言われる水上タクシーで行くことにしました。
リド島のホテルまでは水上タクシーで約20分。
クラシックで趣のあるホテルです。
ホテルの前はビーチが広がっています。
まだシーズン前なので、週末でも宿泊客は少なく、ゆったりとした雰囲気です。
土曜日は、まずレースの産地としても有名なブラーノ島へ。
鮮やかなカラーの家は、昔霧が出ても島の位置が分かるようにカラフルに塗られ、それが今に受け継がれているそうです。
青い空にカラフルなカラーが映えて素晴らしい景観です。
ブラーノ島でランチを食べ、ベネチア本島へ。
まず最初に行ったのは、今回アテンドをしてくれたイタリア人がオーナーのアートギャラリーへ。
ベネチアなので、ほとんどがガラスを使った作品です。
日本人デザイナーの作品もあります。
アートギャラリーを見た後は街をリサーチ。
日本でも名の知れたブランドを扱うセレクトショップが数軒ありますが、品揃えはいまひとつであまり参考になりません。
それでも、小さなショップで見つけたパイルのストライプジャケットをチェック。
素材感と少しベージュがかったホワイトと淡いネイビーのトーンが絶妙。
ブランドタグを見ても聞いたこともないブランド。
正直に店員さんにどこで作っているのか聞いてしっかりチェック。
後日取引先のイタリア人に聞いて情報を集めようと思います。
当然観光名所もチェックしました。(笑)
それにしてもベネチアは本当に観光客が多い街です。
日曜日はホテルをチェックアウトしてベネチアングラスとアートの島としても有名なムラーノ島へ。
アテンドをしてくれたイタリア人のオフィスとアトリエとアートギャラリーを訪問。
アートに疎い私にも丁寧に説明してくれてなにか申し訳ない気分。
アートに詳しい人であれば、たまらない場所だと思います。
今回は2泊という短い期間でアートに触れ、リサーチをし、観光名所も見ることができました。
ベネチアは交通機関が船しかないので、個人旅行ではこれほど効率良くスケジュールを組むことはできないでしょう。
ベネチアは素晴らしい街ですが、反面交通のシステムが難しいというのが正直な印象です。
明日からミラノでの仕事が始まります。
木曜日まで毎日ショールームまわり。
傾向など、またご報告します。