PITTI UOMO 最終日 | ELEMENTS OF STYLE

PITTI UOMO 最終日


PITTI UOMO の最終日は人も少なく、ゆったりとした雰囲気です。

サプライヤーによっては終了時間を待たずに撤収したり、若いスタッフに撤収を任せて帰ってしまう人もいます。

そのユルさがまさしくイタリア。(笑)

そんな中、BEAMSチームはいつものとおり最終日まで見落としが無いか会場をもう一度チェックします。

サプライヤーはヤル気が無くても我々は最終日までヤル気満々です。(笑)



初日のレポートにあったジオメトリック柄以外にも今シーズン多かったフラワーやボタニカルやペイズリーも相変わらず多いです。

photo:01

photo:02

photo:03


今シーズンとの違いは、上の画像のように多色使いの柄は少なくなり、2色使いのシンプルなプリントが多くなっています。

多色使いのモノは柄が小さくなっているのも来春夏の傾向です。

チェック柄同様に主張の強い色柄が少なくなり、落ち着いた印象のプリントが主流になっています。



デニムやシャンブレー系のシャツは更に増えています。

photo:04

photo:05

photo:06


数年前にサプライヤーが一斉に打ち出した頃と同じくらいデニムやシャンブレー系のシャツをサプライヤーが積極的に打ち出し、トレンドアイテムとして復活している印象です。

デニムのチェックやジャガードやプリントなど、バリエーションも更に増えています。



色に関しては、ブラウンやグリーンが多い印象です。

photo:07

photo:08

photo:09


上の画像のような濃いブラウンや深いトーンのグリーンが提案されていました。

この流れは今年の秋冬のトレンドカラーの流れがそのまま春夏に継続されていると言えます。



そして、そんな落ち着いたトーンのカラーが増えている中、明るいカラーで多く見られたのがレッド。

photo:10

photo:11

photo:12


挿し色にもベースカラーにも、
赤系の色が落ち着いたトーンのカラーが増えている中で存在感を増していました。



まだまだお伝えしたい傾向はありますが、出張中は限界があるので後日ご報告します。



週末はベネチアのリド島に滞在しています。

リドを拠点に今日はブラーノ島やベネチアの街をリサーチしました。

ファッションはあまり参考になるようなショップはありませんが、日本ではあまり行くことのないモダンアートのミュージアムを何軒か見てまわりました。

そして、もちろんヴェネチアなのでランチもディナーもシーフード。

現地のイタリア人がチョイスしたレストランは完璧でした。

トスカーナの濃い味から解放されホッとひと息。(笑)

イタリアン好きの私でも、そろそろ日本食が恋しくなってきました。

ミラノの中心に三平と言う和食屋がオープンするので、来週行ってみようと思います。























iPhoneからの投稿