PITTI UOMO レポート続編 | ELEMENTS OF STYLE

PITTI UOMO レポート続編


昨日は夕食が終わってホテルに戻ったのが11:30。部屋着に着替えてブログを更新しようとiPadを開いた途端に寝てしまい、起きたら2:00過ぎ。さすがにそこからブログを更新するのは無理で、シャワーを浴びて3:00過ぎに寝ました。

ということで、ワールドカップ日本戦の最中ですが、PITTI 2日目と3日目をまとめてレポートします。



皆さんの注目度も高いと思われるLARDINIのブース。

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ここ数シーズン、綺麗な色の大柄チェックが目を引いていたLARDINIも、ネイビーやベージュやブラウンといったベーシックカラーをベースに落ち着いたトーンのチェックやストライプジャケット中心の打ち出し。

一見地味な印象に見えますが、そこはLARDINIらしく、しっかり新しく見えるコレクションになっていました。


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トレンドカラーのレッドを取り入れたジャケットもしっかり展開していました。



BELVEST もメインディスプレイはネイビー x ホワイトのベーシックな色使い。

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ブース内のボディーに着せたジャケットもブラウンとベージュのグラデーション。

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一見地味にも見えるトーンのディスプレイですが、他のブランドでもこんな感じの秋冬っぽいトーンのディスプレイはよく見られました。



多くのブランドが落ち着いたトーンのコレクションを展開する中、ISAIAだけはこれまでのISAIAと変わらぬカラフルなトーンのジャケットやスーツを展開。

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トレンドカラーのレッドも積極的に取り入れた提案をしていました。

会場全体が昨年に比べ落ち着いたトーンの色柄が多くなっている中、ISAIAのカラフルなカラーはある意味トレンドと逆行しているようにも見えますが、反面最もインパクトを感じるコレクションでもありました。



初日に感じた印象と同じく、多くのサプライヤーのブースを見ても、色のトーンは確実に落ち着いたトーンになっています。

色柄が落ち着いたと言っても、それをそのまま取り入れてしまうと、春夏なのにただ地味な印象になってしまいます。

傾向を取り入れながらも、いかに地味に見えず、お客様に新鮮な提案ができるかが来春夏の重要なポイントだと思っています。

それに関しては、今まで綺麗な色柄を着ていた方にも満足していただける提案をするとともに、綺麗な色柄のジャケットが着られなくなるような提案は決してしませんのでご安心ください。

具体的なプランはあるのですが、今はまだ言えません。(笑)

明日はPITTI 最終日。
見落としが無いか最後までしっかりチェックします。