MEN’S EX 1月号連載。 | ELEMENTS OF STYLE

MEN’S EX 1月号連載。


”MEN’S EX 1月号” が発売されました。




今回の表紙は片岡愛之助さん。


さすが歌舞伎役者。


目力がすごい。(笑)





私の連載、 ”中村達也の今、買いのアイテム”




今回のテーマは ”フィンガーチップスレングスのピーコート” です。



数年前ピーコートブームだった頃は、


ヨーロッパのサプライヤー達も積極的にピーコートを展開していました。


その後、ダッフルコートやテーラードコート、ダウンなどが流行したこともあり、


ピーコートは定番的なアイテムとして継続的に展開されてはいたものの、


どちらかと言えば地味な存在でした。



それが今年の1月のPITTI UOMOでは、


少し着丈の長いオトナっぽいシルエットになり、


ピーコートが再び注目されていました。









ご覧のように、少し着丈の長いフィンガーチップスレングスのピーコートは、


業界人達の着用率も高く、サプライヤーのブースでも、


ショップのディスプレイでも多く見られ、


明確なトレンドアイテムとして提案されていました。



ピーコートが再び注目されている背景には、


ダブルブレストというディティールが


注目されていることによるところが大きいと考えます。



特に近年はダブルブレストのテーラードコートが注目され、


着丈の長さのバリエーションが増えたことにより、


ジャケットとコートの中間的な長さのピーコートが


カジュアルスタイルがエレガントな方向に進むなか、


今の気分を表現するアウターとして注目されています。



本誌で紹介しているとおり、


このフィンガーチップレングスのピーコートは、


オフからオンまで幅広く使えるのもポイントです。



ただし、スーツと合わせる場合は色目と着丈の長さに注意してください。


色目はテーラードコートで着るようなベーシックなものを選び、


着丈はフィンガーチップレングスでも少し長めのものを選ぶと良いと思います。



素材は本格的な重くて硬いメルトン風な素材は避け、


少し上質な素材を選ぶと良いと思います。


また、テーラーコートに近い仕立てのものであれば、


カジュアル過ぎず、MEN’S EX 世代にふさわしい


オトナのカジュアルスタイルを演出できると思います。



定番のネイビー、明るめのグレー、キャメルを含めたベージュ系が


最も定番と言えますが、上の画像にあるようなチェックのタイプもあります。



このピーコートの流れは来年の秋冬も続きそうです。


もうすぐセールが始まるので、セールで良いものがあれば、


今シーズンのうちに購入しておくのも良いと思います。



私自身、色々なアイデアが浮かんできたので、


来年の秋冬も色々なピーコートを展開したいと思っています。


そのアイデアは・・・


まだ言えません。(笑)













最近こんなものを買いました。




ハウンドトゥースのスカーフ。




イタリアの ”CAMERUCCI” というブランド。






グリーンとグレーっぽいオリーブトーンが絶妙です。


素材はウールですが、柔らかくて肌触りが良いです。


値段は¥11,550-。

安い・・・

クリスマスプレゼントにもお勧めです。





そして、このシャツも購入しました。








”GIANNNETTO PORTOFINO” のシャンブレイのシャツ。


初回のデリバリーはすぐに売り切れ、


追加分が入荷するのを待っていました。


これも¥19,950-と、イタリア製では手ごろな価格です。


最近またデニムやシャンブレイのシャツが気になっています。


ツイード系のジャケットとの相性が良いのもポイントです。



来春夏も買い足そうと思っています。


実は一押しブランドがあります。


それについては、また後日ご紹介します。