DEPETRILLO のウインドウペン ジャケット
オーダーする時に買おうと決めてオーダーするものが必ずあります。
それだけ思い入れの強いアイテムなのですが、
入荷して普通に買えるものもあれば、
お客様の予約がたくさん入って買えないものもあります。
私の場合、後者のケースが多く、
毎年買えないものが結構あります。
今シーズンも入荷前にマイサイズが予約で完売となり、
諦めていたジャケットがあったのですが、
予約のキャンセルや追加オーダーの入荷があり、
先日やっと購入することができました。
そのジャケットは・・・
今シーズン最もお気に入りのこのジャケット。
最近お気に入りのブランド、
”DEPETRILLO” のウインドウペン ジャケット。
ブラウンベースにボルドーのウインドウペンは、
まさに今シーズンのカラー。
ボルドーのトーンが絶妙です。
イタリア製の生地ですが、
ツィードのようなドライなタッチも気にいっています。
裏地の仕様は、Mezza fodera napoletana(ナポリ風半裏)。
こういう凝ったディティールも私好みです。
デペトリロは、ナポリのサルトリア LA PIGNOLA(ラピニョッラ)の流れを汲む
工員30人程度の小規模なファクトリーで生産されています。
2006年創業の新しいファクトリーですが、
ナポリの伝統的なテーラーリングを駆使しながら、
シルエットやフィッティングは時代性を反映させた、
アップデートされたナポリスタイルのスーツ、ジャケットを生産し、
ここ数年、現地の業界人たちからも一目置かれるファクトリーです。
今シーズンのデペトリロの生地は、
BEAMSが生地メーカーのコレクションからチョイスしてオーダーしたものなので、
ほとんどがBEAMSだけのエクスクルーシブ ファブリックです。
ジャケットだけでなく、スーツも格子柄や幅広のストライプなど、
今シーズンのトレンドを反映させたバリエーションです。
そして、このデペトリロは値段も素晴らしい。
ジャケットは、ほとんどが税別10万円以下、
スーツもほとんどが10万円台前半という、
ナポリの優秀なファクトリーで、
本格的なテーラーリングで作られたスーツやジャケットが
この価格で買えるというのは相当なバリューがあります。
それは、展示会などに一切出展せず、
広告等コマーシャルにもお金をかけず、
小さなファクトリーに見合った生産数を守り、
無理な拡大はせずに、
モノづくりに注力するという姿勢によるところが大きいと思います。
最近、個人的にスティレ ラティーノやデ ペトリロのように
ナポリのサルトリアの流れを汲むジャケットやスーツが気分です。
昔のイタリアンクラシックブームの時のような、
ナポリだからどうこうと言うのはないのですが、
実際に着てみると明らかに何かが違います。
その何かは感覚的な部分で、
マニアックな薀蓄とはまた別の話です。
もちろん、ナポリのテーラーリングはマニアックな薀蓄もありますが、
それはまた別の機会に。(笑)
皆さんもご興味があれば、
是非、DE PETRILLO、
ご試着してみてください。
スーツやジャケットのインナーに合わせるニット。
カラーバリエーションがあるとコーディネートの幅が広がって便利ですね。
今シーズン購入したのはコレ。
ELEVENTY のグリーンのニットベスト。
今シーズンは他のブランドでもグリーンを展開していますが、
イレブンティが一番イメージしていたグリーンに近かったのが決め手。
JOHNSMEDLEY のボルドーのニットベスト。
少しベリー系のカラーが混じったようなボルドーがイメージどおり。
この2色は、今シーズン私にとってなくてはならないカラー。
イメージどおりのカラーを購入することができました。
、
そして、私にとっての便利アイテム、タートルネック。
ずっと欲しかったライトブルー。
今シーズンのJOHNSMEDLEYのライトブルーは、
ブルー好きの私にはたまらない絶妙なトーン。
マイサイズが無くならないうちに購入しました。
タートルネックはコーディネートに迷った時のお助けアイテム。
これからのシーズン、ジャケットやスーツにコーディネートする機会が増えます。






