MEN’S EX 連載4月号 | ELEMENTS OF STYLE

MEN’S EX 連載4月号


先日、MEN’S EX 4月号が発売されました。


ELEMENTS OF STYLE

私の連載 ”中村達也の今、買いのアイテム”




ELEMENTS OF STYLE ELEMENTS OF STYLE

今回のテーマはカラーパンツです。



ここ数年、ミリタリーやサファリといったトレンドの影響もあり、


パンツのカラーはベージュやカーキといった、


いわゆるチノパンカラーが主流でした。


今シーズンは様々なアイテムで積極的に色が提案されていることもあり、


パンツも鮮やかで明るいカラーが提案されています。



昨年の6月のPITTI UOMOでも、


ほとんどのパンツブランドが積極的に色を打ち出していました。

ELEMENTS OF STYLE ELEMENTS OF STYLE

ELEMENTS OF STYLE ELEMENTS OF STYLE

ELEMENTS OF STYLE ELEMENTS OF STYLE

ご覧のとおり、PITTIの会場内のブースやミラノのショールームもカラーパンツで溢れていました。




そして、トレンドに敏感なファッション業界人達もカラーパンツを穿いた人たちが増えていました。


ELEMENTS OF STYLE ELEMENTS OF STYLE

ELEMENTS OF STYLE ELEMENTS OF STYLE

ELEMENTS OF STYLE ELEMENTS OF STYLE

ELEMENTS OF STYLE ELEMENTS OF STYLE

一昨年の6月のPITTI UOMOでは、


圧倒的にベージュやカーキ系のチノパンを穿いた人たちが多かったですが、


昨年の6月のPITTI UOMOでは、ご覧のようにカラーパンツを穿いた人たちが急増していました。



ほとんどのサプライヤーがカラーパンツを積極的に打ち出し、


業界人たちも先取りして穿いているという事を考えても、


カラーパンツが、今シーズンのトレンドアイテムのひとつだということは明確です。



本誌にもコメントしましたが、カラーパンツをコーディネートするポイントは、


トップスにネイビーやベージュやブラウンといった定番色をあわせ、


あまり色を多用しないことがポイントです。



原色系と淡い色のペールトーンのカラーパンツがありますが、


ペールトーンのパンツで全体を淡いトーンのコーディネートでまとめるか、


ネイビーのトップスに同系色のサックスやライトブルーで、


全体をブルーのグラデーションでまとめるか、


このふたつは特にカラーパンツ初心者の方にも


取り入れやすいコーディネートだと思います。



ベーシックなカラーとコーディネートすること、


カラフルなカラーを多用しないこと、


そして、自分がコーディネートしようと思うトップスとあわせてまずは試着してみること、


カラーパンツを取り入れる際の基本的なアドバイスはこの3点です。


とにかく難しく考えずに、今シーズンは綺麗な色を楽しみましょう。



既にBEAMSでもカラーパンツは人気で、


在庫が少なくなってきているものもあります。


私も気になる色がありますが、まだ試着できていないので、


購入したらまたご報告します。



そして、カラーパンツと並ぶ今シーズンのパンツのトレンドカラーがホワイト。


ホワイトパンツに関しては、また別の機会に書きたいとおもいます。



「それじゃ今シーズンはベージュやカーキのパンツはもう駄目なの?」


と思う方もいらっしゃると思います。


そんなことはありません。


パンツが落ちついたトーンの場合は、トップスに明るい色をもってくれば


今シーズンらしいカラーコーディネートになると思います。



特にニットやシャツやポロシャツやカジュアルなアウターは、


今シーズン明るい綺麗な色が多いと思いますので、


これからのシーズン、そういったものとコーディネートしてみてはいかがでしょうか。







最近気になっている”オトナのカモフラ”


ELEMENTS OF STYLE

こんなNATO ストラップを買ったり・・・




ELEMENTS OF STYLE

こんなトートバッグを買ったり・・・



別にオトナのために作られたものではないですが、


押し出しの強いワイルドなカモフラのイメージではなく、


上品な感じでカモフラージュを取り入れることに


個人的に注目しています。