2012春夏の買い物 3
3月も末になるというのに冬のような寒さが続きますが、どんなに寒くてもファッション業界で働くものとしては
秋冬物を着る訳にもいかず、この時期は重ね着と巻物で寒さをしのぎつつ、春っぽく見えることを考えながら
コーディネートする毎日です。
そんな中、先日今すぐに使えるスカーフをを購入しました。
BRILLA PER IL GUSTO のプリントスカーフです。
エッジにイエローとブラウンの太い糸がハンドで入っています。
糸が途中で結んであったり、ハンドクラフトっぽさ?が特徴です(笑)。
このスカーフ、イタリアのサプライヤーのコレクションからオーダーしましたが、実はインド製です。
プリントのエスニックな雰囲気のみならず、ステッチの入れ方もまさにインドらしい?スカーフです。
以前ブログでも書きましたが、1月のPITTI UOMOでは、ほとんどのサプライヤーが
かなり多くのバリエーションでプリントスカーフを打ち出していました。
実際に柄の大きなプリントスカーフを巻いた人達を多く見かけたことからも、
現地でのプリントスカーフの注目度の高さがうかがえます。
実はBEAMSでも、既に昨年の秋冬からプリントスカーフがお得意様を中心に注目され、
下の画像のGIERREのプリントスカーフは予約でほぼ完売するなど、
確実にプリントスカーフに対する注目度が上がっています。
因みに、このスカーフもインド製でした。
過去を振り返ってみても、私がBEAMSに入社した80年代中から90年代初め頃は、
英国的な柄のクラシックなシルクプリントのストールを巻いたクラシックスタイルの人たちも多く、
もう少し柔らかい人たちは、ETROのカシミール柄のスカーフが注目されていたこともあり、
男性も大柄のスカーフを巻く姿がよく見られました。
また、HERMESのプリントのスカーフを巻く男性も見られ、まさに大柄のプリントスカーフやストールが
注目されていた時代でした。
来秋冬は、その当時以上にプリントスカーフが注目されそうです。
実際に巻くとこんな感じです。
エスニックな柄に太めのステッチがアクセントになっています。
上の画像はライトグレーのジャケットに合わせているので割と柄が目立ちますが、
ネイビーのジャケットと合わせた場合は、もう少し落ち着いた雰囲気になります。
因みに、もう一色はこんなカラーです。
ブルーグラデーションの柄で、ステッチはピンクとオレンジです。
こちらのカラーの方が派手に見えます。
このストール、素材はコットンで値段は¥8,400-と値段が手頃なのも魅力です。
入荷当初から人気があり、在庫も少なくなってきていますが、ご興味がある方は是非店舗で
ご覧になってください。
チェックや無地のスカーフをお持ちの方はいらっしゃると思いますが、来秋冬に備える意味でも
今シーズンはプリントのスカーフをバリエーションに加えてみてはいかがでしょうか。